サザエのつぼ焼き

2014/06/02



保育園で知識を得たのか唐突に「サザエの壺焼きを食べてみたい」と言ってきた息子。

そこで「サザエが売ってたら壺焼きにしよう」と一緒に近所のスーパーへ行くと、
長崎産の刺身で食べれるサザエが2個で498円・・・の半額で売られていた。

せっかくの刺身用なので刺身が良かったのだけど、息子が壺焼きを所望なのでサザエを4個購入。
うち、2個は刺身にするつもりが途中で面倒になったので全て壺焼きで。

さっそく網の上にサザエを並べ中火でグツグツ焼こうとしたら、我が家のガスコンロは
Siセンサー(温度センサ-)付きなので、ある程度まで温度が上がると自動的に弱火になってしまう。
センサー解除ボタンを押しても自動消火温度の上限が250度から300度になるだけ。
要は今のガスコンロでは網焼きは不可能なんだよね。

ただ強制的に強火で焼く裏技?として、センサーが反応してとろ火になったら一度消化し、
再び着火ボタンを長押しし続ける(手は離さない)と、しばらく強火で焼くことができる。
(しかし長時間押し続けると、今度は強制的に消火されてしまう)

そんな煩わしい思いをしたくない場合はカセットコンロで焼くのが一番なのだけど、
わざわざ出すのも手間だったので、ガスコンロの前に張り付き状態でセンサーが働いたら長押しし、
温度センサーのリミッターがかかったら隣のコンロで焼く・・・を繰り返した。
(結果的にカセットコンロで焼いた方が手間がかからないと知った)


なんだかんだと手間暇のかかったサザエの壺焼きが完成。
ちなみにグツグツと煮えている時に貝柱をナイフで切っておく。
1つは合わせ調味料入り(酒・醤油・みりん)、もう一つは味付け無しの磯の味で食べて貰う。

サザエを回転させながら身を取り出す方法をレクチャーすると綺麗に取り出すことが出来たので、
柔らかい身の部分だけを食べるように言うと、奥さんから「最近は苦味を知らない子供も多いから
苦い部分の味も教えて」と言われる。
確かにサンマの内臓とかの苦い部分は外して食べさせていたもんな。
でもオレも苦いキモは嫌いなんだよね。
ただ初めてのサザエなので、苦いよりも美味しいを味わって欲しい親バカ心が働いて、
結局、身の部分だけを食べて貰うことにした。

初めてのサザエの壺焼きはどうかと聞いてみると「美味しくてもっと食べたい!また作って」とのこと。
特に何も付けないプレーンの磯の味が美味しいと絶賛。今度はアワビの壺焼きも食べてみたい
と言う息子に「アワビは壺じゃ無くて踊り焼きだよ。でもアワビだけは刺身以外は認めん!」と
大人げない事を言っておいた。

サザエは壺焼きも有りだけど、アワビだけは刺身に限るよな~









QooQ