【油がツライ】 ばんや名物タワー天丼は微妙@九十九里 

2017/03/24

外食






東金出張の際、九十九里浜は波乗り道路「不動堂IC」の近くにある漁師料理の店「ばんや」に
ランチで行ってきた。
ばんやと言えば内房の保田漁港にある「鮮魚食堂ばんや」が有名だけど、九十九里浜の店舗も
負けず劣らず人気のお店(夏場の海水浴客やサーファー)なのだそうだ。
訪れたのはちょうどお昼12時頃。
駐車場は店の対面にあって誘導員らしきオジサンが立っている。こんな広い駐車場なのに誘導?と思ったが、
海が近いので車を無断駐車していく輩に対して目を光らせているのだろう。看板に無断駐車1万円とあった。

入口には「漁師がやっている本物の店」と提示があり、本日のハマグリ1kg2,400円と書いてあった。
話に聞くと焼きハマグリ(浜焼)が有名らしい。
昔は卓上のガスコンロで炙って食べれたけど、今は焼いたものを持ってきてもらう方式になったとか。

入店するとまず目に入るのが「日替わりランチ(1,300円)」のディスプレイ。
今日はクロムツ煮付け定食で実際の料理が置かれている。
シラスかき揚げ、イナダ刺身、タイのヌタの他にサラダもついてこの値段。メチャお得な内容だな。
ただし日替わりランチ1日限定15食のため土日祝日は早々に終わってしまうだろうな。

店内はテーブル席と座敷の構成。

飾らぬいかにも漁師の店というか大衆食堂みたいなので1人でも気兼ねなく入れるのが良いね。

店内を覗くと生け簀に入ったハマグリと冷蔵おみやげコーナーに「ながらみ」が置いてあった。



子供の頃はよく磯遊びで取ったよなー。でも600円って高いな。
海に行けば簡単に採れるのに・・・と思ったけど漁業権の問題があるのか。


メニュー表はこんな感じ。
揚げ物、一品料理、焼き物、丼ぶり、刺身、定食類の構成となっている。





恐らく売りは焼き物のハマグリなのだけど、自分で焼けないのは残念。
でもテーブルを見るとガス管が引かれているので大漁セットであれば自分で出来るのかな?

注文したのはお店の名物と言われるデカ盛りの「ばんや天丼(1,700円)」
周りを見ても天丼を頼む人がかなり多かった。故に頼んでから15分近く待たされた。

さて、デカ盛りメガ盛りと聞いていたばんや天丼。噂通りの代物で天ぷらタワーとなっていた。
隣に置いたサーモスのポットと見較べると分かるがポットよりも高い・・・のは穴子の天ぷらだけ。
とはいえ確かにビジュアルが凄い。写真を撮っても十分に絵にはなる。

天丼には味噌汁とお新香が付属。それと天ぷら類を置くための皿が用意されていた。

天ぷらは海鮮は「エビ・穴子・イカ・イワシ」の4種。野菜は「さつまいも・大葉・かぼちゃ
玉ねぎ・かき揚げ・なす」の6種となっている。改めて数えると海鮮より野菜が多めなんだね。

肝心の味について、出来たては熱々で良いのだが食べ進むと油が回ってしつこく感じる。
しかも全体的に天つゆの味が薄味なのと衣が分厚いので食べ飽きてくる。
なので卓上にある塩を小皿に入れて付けて食べるようにした。
あと御飯の量が少ないが天ぷらの衣でやられるので、むしろあれぐらい少なくて良かったかも。

エビは確かに大ぶりだけど頭が付いているから大きく見えるだけ。食べるところは少ないね。
下処理が甘いのか微妙に生臭かったのは残念。でも穴子はホクホクで美味かったな。
それよりなにより野菜類の天ぷらの油がキツイ。
サクッっと揚がっておらず分厚い衣が油を吸ってギトギト重いんだわ。
いい加減に食べ飽きてくるので最後は衣を外して中身だけ食べて一応は完食。もう次は無いわ。

サクッと揚がった天ぷらならば「また食べたい」と思うかもしれないが、あの衣の分厚さと薄味、
そしてメインのエビの小ささに見た目は凄いが味がイマイチでガッカリだった。
これなら日替わりランチの方が絶対にお得だね。
もしもまた行く機会があれば今度は日替わりだな。無ければ950円の穴子天丼だな。

限定15食の日替わり定食を頼んだブログはコチラ









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