会社の近くにある「九段屋」という居酒屋に行ってきた。
過去に何度か訪れたことのあるメンバーの話によると、居酒屋の割にラーメンが美味いとのこと。
(店長に話を聞いたら昼間はラーメン屋なのだと教えてもらう)
お店はこじんまりした作りになっており3階建て。各フロアにカウンター席とテーブル席がある。
そして気になるのは店内に流れるBGM。70~80年代のJPOPが常に流れているのだ。
店の雰囲気はおしゃれな感じなのに、なんとなくBGMが合っていないような気がしないでもないが、
年配の人が聞いたら懐かしく感じるのだろう。(オレは一部の曲しか分からんかった)
居酒屋メニューは無難なラインナップ。
流石はラーメン屋だけあって炙りチャーシューは絶品だった。
なんとも香ばしいチャーシューの香りと口の中に広がる肉の味わい。
下に敷かれたモヤシとの相性もバツグン。モヤシにブラックペッパーをかける事をオススメ。
ついでに頼んだ赤ウインナーは5本で400円と高め。もう頼むことは無いだろう。
チヂミはカリッっとしておらず、少々残念。
鶏の煮物らしきは辛くて中々美味しかった。
他にも色々頼んだけど、値段の割に高い料理も多かった。
お新香なんてキュウリと大根3切れに白菜が少し付いただけで500円近かったもんな。
さて肝心のラーメンの方だけど、注文したのは特製ラーメンの醤油味(950円)
トッピング増量と書いてあり、聞くと通常のラーメンより具が多いとのこと。
背脂ちゃっちゃ系スープは苦手なのだけど、九段屋のスープはよくある甘い背脂スープではなく、
醤油とニンニクが効いていて飲みやすい。ただ飲みつづけると醤油の味が濃いためか喉が乾く。
麺は中太ストレートで固め。家系の麺に似ているね。スープに絡んで美味い。
写真では見切れているが海苔もピンと立っていてこれも家系演出っぽい。
チャーシューは先ほどツマミで頼んだ炙りチャーシューそのもの。
厚みはないがトロトロな食感で美味い。しかも3枚入っているのが嬉しい。特製だけのことはある。
居酒屋にしては若干値段が高く味もそれなりなので、九段下界隈で飲んだ帰りにシメのラーメンを
食べに行くには丁度よいお店だと思った。