ごはん・呑や処「いろどりや」に行ってきた
場所は小田急の町田駅より徒歩10分(JR町田ターミナル口なら徒歩5分)アパホテル町田駅東に併設している。近くには家系ラーメンの町田家あり(東京都町田市原町田4-15-16)
店内は大きな窓ガラスのあるテーブル席とカウンター席の他、奥には半個室あり。
全体的には落ち着いた雰囲気だけど、BGMはTVから流れるバラエティー番組の声のみ。
「いろどりや」のメニュー
注文したのは「骨付鶏定食(976円)」
「おやどり、ひなどり、どちらにしますか?」と聞かれたので、違いを教えてもらうと「親鳥は歯応えしっかり、雛鳥は柔らかい」と教えてもらう。なので、どっちがよく出るかを聞くと、メニューに「ひな鳥のサラダごはん定食」とあるように、売りはひな鳥とのことで雛鳥にした。
その名の通り骨付き肉が丸ごと出てくるので、そのまま豪快にかぶりつきたい衝動に駆られるも、ハサミがあったので上品にカットして頂くことにした。
初めは乾いていた皿もカットした場所から肉汁と言うか脂が滴って、皿がギラギラに光るほど。当たり前だけどパサツキは皆無。こいつはうめぇ~!
味付けはシンプルに塩と何らかのスパイス。ちなみに店員さんに聞いたらオーブンで焼いているとのこと。だから焼き上がりに15~20分とあったのね。そして確かに20分待ったもんな。でも20分を待つ価値ありの一品だよ。
付け合せはキャベツのザク切りのみ。味付けは微妙にタレっぽいのがかかっているだけ。これを肉から出た脂に軽く浸して食べる。ひな鳥を挟んで食べると更に美味いのだ。
味噌汁の具はワカメだけと思いきや、中には大根などの根菜あり。簡単に言えば豚汁の豚が入っていない汁だね。もしかしたら少しだけ鶏ひき肉が入っていたかもしれん。
小鉢はキャベツと鶏肉の煮物。ほどよい塩加減、そして手作りの優しい味。
それとドリンクバーが無料なので脂ギッシュになった口をウーロン茶でリセット出来るのもイイ。シメで飲むコーヒーもイイ。
それにしても、ひな鳥の絶妙な塩加減と脂の旨味がご飯をすすめるね。思わずご飯おかわりしちゃったよ。味噌汁もだけど。そして最後、骨に残った肉はかぶりつき。骨の周りについた肉がこれまた美味いんだよね。
ところで骨付きの「ひなどり」や「おやどり」ってどこに売ってるんだろうね?スーパーで売っている鶏の骨付き肉は単なるモモ肉だし、そもそも骨付きのひな鳥も親鳥も初めて食べたわ。ひな鳥がこんなに美味いなら、次は噛みごたえのある親鳥も食べてみたいもんだ。