料理屋「兆治(ちょうじ)」に行ってきた
場所は小田急の東林間駅(東口)から徒歩3分ほど。一ノ瀬珈琲とクリーニング屋に挟まれる感じでお店がある。(神奈川県相模原市南区上鶴間6-28-4)
店内はカウンター席と座敷(掘りごたつ)の構成。店構えからなんとなく常連さんが集う小料理屋的な雰囲気ではあるも、客層は1人客を始め年配の方から家族連れなど、ランチタイムはファミリー的な感じなのかな?
メニュー
丼モノから定食などあり、定食の場合はご飯の大盛りは無料。丼は大盛り100円増し。全てのランチに小鉢やサラダ、デザートまで付く。また参考までに夜の定食メニューも載せておいた。
注文したのは「よくばり天丼(1,150円)」
蓋が閉まらないほど天ぷらがギッシリと乗せられた名物天丼。カットされた大きな穴子を始め、エビの天ぷら2本に白身魚1匹、野菜天ぷらが3つとなっている。エビはやや小ぶりではあるも2本も入ってこの値段はリーズナブルだよね。
ひとまず上に乗った穴子はフタの上に退避させておく。
天ぷらは揚げた後にタレを上から垂らすのではなく、ジャブっとくぐらせるタイプらしく衣はしっとり。そしてちょい厚め。サラリとした甘じょっぱいタレがシミシミで美味い。
ただしご飯にはそれほど染み入っていないので、全体的にしょっぱさ皆無でバランスよし。このタレをかける割合が絶妙な配分だね。当然、胃もたれ感はなし。
さて肝心の穴子だけど、これがまたフッカフカで美味い。ちなみに以前は2つにカットされておらず1本まるまるで提供されていたらしい。まぁ食べやすさで言えばカットされていた方が良いのだけど、インパクトは1本だったよね。
また最初はご飯の量が足りないか?と思ったけど、天ぷらが多いのでご飯はこれぐらいでも十分。大盛りにしたら苦しかったかも。
箸休めのサラダとお新香。酸味が強めのさっぱりしたドレッシングが油っこくなった口を爽やかにリセット。お新香もよく漬かっていて美味い。何気にナマスも美味かった。
味噌汁はワカメとナメコの入った赤だし。ふわりと香る赤味噌、そしてコクと風味があって久しぶりにしみじみ美味いな~と思える味噌汁を飲んだ気がする。赤だしってのが個人的にツボ。
その他、しっかり具が入った茶碗蒸し。ちゃんと銀杏が入っていたのは良かったな。こういう小鉢類にも手抜きがないのは個人的に良店だと思うんだよね。コーヒーゼリーだってしっかり手作りだったもんな。