具体的に言うと、炊きたてにも関わらずミルクっぽい独特な甘い匂いがするのだ。
そこで奥さんと娘に「サプリ米みたいなのを一緒に入れた？もしくはお菓子作りで炊飯器ケーキを作った？」と
聞いてみるも使ってないとの返答。奥さんが「お米が悪いのかな？」と言うが、まだ買ってきたばかりだったし
しかもその前までは普通に匂わず食べていたからお米じゃなさそう。
炊飯ジャー上側にあるパッキンを見ると汚れているので掃除をしようと思ったが、見ると一体型でパッキンが
接着されて外れない構造となっており、取りあえず蒸気口部分だけを外して漂白洗浄。
更に「炊飯器が匂う場合は内釜に熱湯8割まで入れて保温状態にし半日放置すれば匂いが取れる」とあったので
試してみると多少は緩和された気がするけどやっぱり匂いは取れない。
ちなみに我が家の炊飯器は2003年製タイガーのJAE-Cという14年も前のマイコン炊飯ジャー。
新たに炊飯器を購入することを決意。
どのモデルが流行りなのか良いのか分からないため、ひとまず価格.comでリサーチ。
売れ筋ランキングを見ると1位の「タイガー魔法瓶炊きたてJPC-A100」が27,118円と値段も性能も手頃だったので
「もうこれにするわ！」ぐらいの勢いだったが、まずは現物を触って見るべく地元のビックカメラへ。
（青色ブルーブラックだと値段は26,500円だが昔懐かしSANYOのit'sシリーズっぽいからヤダ）
しかし地元ビックカメラに現物が置いてなかったので町田ヨドバシに行くも置いてない。
どうやらJPC-A100は既に販売終了で店舗にあるのは後継機のJPC-A101のみとなっているとのこと。
値段を見ると57,410円と高い。予算は3万前後だったので2万以上オーバー。うむ却下。
ダメ元で町田ビックカメラアウトレットに行くと展示品だがJPC-A100が置いてあった。
しかもネットの価格よりも安くカラーもホワイトで21,800円。
さてこのタイガーJPC-A100。
内釜は3mmと厚いし取っ手が付いているので移し替えの時に持っても熱くない。無洗米コースもある。
液晶はバックライトで見やすい。「やっぱコレが値段も手頃だし一番良いな。」と思いつつ、
他の炊飯器はどうだろう？と回りを見渡すと、象印の極め炊き「NP-YT10」というモデルが目に入る。
たぶん東芝も三菱もパナも家電では有名だけど、炊飯器だけはイメージ的に象印かTIGERなんだよね。
いやはや我ながら昭和脳だと思うわ。
そして象印のNP-YT10。
カラーはボルドー一色しかない。内釜フッ素加工は3年間無償交換。圧力が1.3気圧（A100は1.25)
我が家炊きモードで米の硬さ調節が可能。個人的に最も気になったのは「40時間おいしく保温できる極め保温」
という機能。JPC-A100では美味しく保温できる最大時間が24時間のところ、こっちは40時間だもん凄いよな～
価格.comでJPC-A100が27,118円、NP-YT10が30,902円。
僅か3,000円程度の差なのと40時間の保温が決め手となって象印のNT-YP10を買うことにした。
(購入先は価格.comで最安値のPCボンバー）
・・・というワケで早速届いたNP-YT10。
あと内釜の厚みが全然違う。
鉄器コート豪熱羽釜と触り比べると、こんな薄い釜を使っていたのか？とビックリ。
ところで圧力IH炊飯器って意外と音がうるさいのね。それまでマイコン炊飯だったので気にも留めなかったけど
シューという音が思った以上に気になる。慣れの問題だろうけどさ。
あと炊き上がりを知らせる音（メロディ）も大きい。これボリュームは無いのね。
今後も気になるならスピーカーにテープでも貼ろう。
さて、炊きあがったご飯だけど、オレと奥さんは新しくしたという先入観があるのであえて子供達に何も伝えずに
食べさせてみると「ご飯がふっくらしてて美味しい」「お米だけで食べれる。なにか味が付いてるの？」と
普段は滅多におかわりをしないのに今日は2杯もお替わりをしていた。
確かにオレも食べて「炊き上がりが全然違う」と思ったが、目に見えてこういう反応をされると
買い換えて良かったと思うよ。そして今まで14年間使い続けてきた炊飯器もお役目ご苦労さん。
ちなみに相模原で炊飯器は粗大ゴミとなり収集手数料は320円。
手っ取り早く南部粗大ごみ受入施設に持って行くのもありだな。
