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2015/11/28

『さるびあ丸の過ごし方』 乗船準備から船内散策



東海汽船のさるびあ丸に乗ったときの感想を簡単に紹介。

三宅島、御蔵島、八丈島に行く場合、夜の22時30分に東京の竹芝を出航するため、
竹芝客船ターミナル最寄り駅(大江戸線は大門、JRは浜松町駅)に1時間前の21時到着。

三宅島や御蔵島は翌日の早朝に着岸するため朝食を購入しておくよう言われたので、
浜松町駅のスカイグランデ汐留近くにある「マルエツ汐留シオサイト店」で食料や酒を調達。
21時を過ぎるとパンやお弁当、惣菜類が割引になっているので狙い目。
アルコール関係はコンビニ価格とそれほど大差は無かった。

21時30分頃に竹芝客船ターミナルに到着。


乗船手続きを行うため、事前に旅行会社より購入しておいたチケットを受付に渡す。
このときに自分がどの場所(2等和室の番号)になるのか割り振られる。

後で気が付いたのだけど、11月以降の閑散期はコンセントが近くにあって、
他の乗客とそこそこ距離のある位置を割り振ってくれるのだなと知る。

忘れちゃならない、乗船1時間前のタイミングで酔い止めのアネロンニスキャップを投入。
東京湾内は揺れないとは言うけれど、オレは重油の匂いもダメなので飲んでおく。

そう言えばターミナルには1日300円、400円、900円のコインロッカーがあった。

意外とコインロッカーの需要があったけど、どういう人が預けるのかね?と思ったら
大島とか近場の島に日帰りで遊びに行く場合があるのか。

船内では氷が売ってないと聞いていたので、乗船20分ぐらい前にターミナルの近くにある
コンビニ(ファミマ)で氷の入ったグラスを購入。
一応、ターミナルにある売店でもアイスグラスは売っているのだけど容量が小さかった。

さるびあ丸の2等和室は思ったよりも天井が高く、そこまで窮屈な感じはしない。
ただ1人のスペースが意外と狭いため繁忙期は苦しいかな。

コンセント数も多くなく、これまた繁忙期はタコ足配線になること必須だろう。

オレは1mの配線ケーブルタップを持って行ったのだけど、1mじゃ全然ダメだね。
コンセントから離れた場所を指定されたときに少なくとも3mもしくは5m以上ないと届かない。
また他の人と共用するのに3個口のトリプルタップをコンセント元に差し込んでおくのが良いね。
貸出毛布(1枚100円)は2枚借りて1枚は敷き1枚は掛け毛布として使用。
思った以上に床が硬く下に敷いて寝ても腰が痛くなってしまった。できれば3枚が良いかも。

やることが無いので買い込んだ酒を飲む。
酔い止めを飲んだ後に酒を飲んでも良いのか?ってことだけど、結果からして全然大丈夫だった。
飲んでいると見知らぬおじさんがやって来て一緒に飲もうと誘われる。
開放的な2等和室ならではって感じだよね。人見知りな人は寝たフリに限るね。

23時30分になると船内は消灯時間となる。
船員が「飲むのであれば0時にレストランを開放するのでそちらでお願いします」と言われ、
ひとまず宴会はお開き。っていうか30分ぐらいしか飲む時間が無かったわ。

ところで消灯になると船内はどんな雰囲気になるのか色々なブログを見ても分からなかったが、
実際に自分で体験してみるとかなり薄暗くなると知る。
カメラのISO感度が上がってそんなに暗くは見えないけれど、実際はもっと暗い。
ただ懐中電灯が必要なほど暗くはない。また船内はエアコンが利いていて暑かった。

なんとなく興奮していて寝付けないため、0時にレストランで飲み直すことにした。

飲み物は先ほど買ったファミマのアイスグラスに焼酎を入れてカップラーメンの給湯器で
お湯を入れてのお湯割り。カップラーメンを買わなくてもお湯が出る親切設計。

船内には給湯器があるのだけれど、お湯がそこまで熱くなかったんだよね。

夜景を見ながらお湯割りを飲む。なんだか優雅な気分になるよ。
3杯ぐらい飲んだところで眠くなったので就寝。

翌朝4時過ぎに客室の電気が付き「三宅島の欠航が決まった」と館内放送が入り起こされる。
意外と音が大きくビクッっとなるね。これなら余程じゃなければ寝過ごすことは無いだろう。
しばらくして御蔵島も同様に欠航が決定。
そのまま八丈島に向かうため、再び客室の電気が夜間照明に切り替わった。

8時過ぎに八丈島に着岸。
客室でゴロゴロしていると八丈島で待機していたスタッフが一斉に乗り込んで
慌ただしく掃除を始め出した。
僅かな時間で掃除をするため大人数で一気に掃除するのね。なんだか圧巻だな。

さて上り便でも御蔵島は欠航が決定。
このタイミングで再び酔い止めのアネロンニスキャップを飲む。
しかしホント、このアネロンニスキャップは最強の酔い止めと言われただけはあるね。
台風26号の余波で激しく揺れる船でも全く酔わなかったもんな。アネロン信者になったわ。


ところで気になっていたシャワー室とトイレの様子。
シャワーは10分200円のタイマー式。
スイッチを押すとタイマーがカウントダウンされ、もう一度押すとタイマーが止まる。
ずっと出っぱなしではないのと、止めている間はタイマーが進まないのは良いね。
ただしストップできる時間は5分まで。5分以上止めるとお金が無効になるそうなので注意。

トイレは和式と洋式がある。ウォシュレットや便座ヒーターは無し。

ずっと和室に寝転がっているのも飽きたので二等の座席室に移動。
本来は全て指定席なので勝手に座るのはダメなのだろうけど、乗船客が殆ど居ないので
船員からのお咎めも特に無かった。
夜間は和室でも良いけど昼間は座席室の方がゆっくり座れるから良いかも。
八丈島から乗ってきた島民の人が「オレらは夜は和室、昼は座席で通っている」と言っていた。

思えばさるびあ丸の船内にはソファーが殆どないので、和室で飲食するのにちょっと不便。
座席室には折りたたみテーブルがあるので飲食しやすい。

やることがないので昼間からビールを飲みつつ、ひたすらスマホをイジっての暇つぶし。
ビールは免許証を入れないと購入できないので忘れないように。

ところでビックリしたのは竹芝から八丈島までの間、殆どドコモ回線が繋がっていたこと。
auの人は全く繋がらないと言っていたが、ドコモはほぼ全域で繋がっていたもんな。

島の近くだけ電波が繋がるのかと思ったけど、島からかなり離れた位置でも普通に電波を掴んで
ほぼずっとネット接続が出来ていた。もちろん携帯電話も通話可能。
さすがに全域で4G(LTE)接続は無理だけど3Gは余裕だった。すげーよドコモ。

あとさるびあ丸の一番下層部にある二等和室でも常に電波が入っていたんだよね。
恐らく船内にIMCS(インクス)が入っているのだろう。やっぱすげーよドコモ。

船内アナウンスでレインボーブリッジに下をくぐると放送があり、せっかくなので写真を撮るも
意外と船の移動速度が早いのと船が揺れるためブレブレ。
三脚なんて絶対に無理だし感度を上げ過ぎるとノイズが乗るし、なによりこの時期の甲板は寒い。
のんびり景色を見ながら・・・なんてのは5分で耐えられなくなった。

最後になるけど、今回の御蔵島出張は残念ながら単なる21時間船の旅で終わってしまったが、
久しぶりにやることがない自由な時間を堪能することが出来た。

日々、何かに追われて忙しい人が島に行きたくなるって気持ちが分かった気がしたよ。
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