【ルルド】もみ玉が動かないマッサージクッションを分解修理で直す

2019/11/01

グッズ 雑記



電源を入れると光るが、もみ玉に力(体重)をかけると動かなく壊れてしまったマッサージ器の「ルルド(AX-HL148)」

ダメ元で分解修理してみた。

カバーの外し方

単にチャックを引っ張る側が内側になっているだけで難しいことはない。


チャックを開くと、もみ玉ユニットが見えるのでプラスドライバーで7ヶ所のネジを外す。
もみ玉を留めているネジを外す必要は無い。

そのまま上に引く抜くと黒いギアが本体側に残るが、本来は白いギアの上側にあるので写真を参考にして戻しておく。黒いワッシャーを忘れないように。


ギアを外すとモーターがフリー状態になるので、そのまま引っこ抜く。

モーター分解はプラスネジと六角ナットで留まっているだけなので外すだけ。
先端のウォームギア(螺旋状の白いギア)は外さない。

そのまま引っこ抜けば分解できる。

モーターのブラシ側もネジ止めされてはおらず、引っ張るだけで外せる。

よく見ると水滴が見えるけど水分ではないっぽい。一応、拭いておく。
外したときにズレたのか、片側のブラシ(バネで動くヤツ)の動きが悪かったので定位置に戻す。

コミュテーター(整流子)を見るとブラシが擦れて汚れていたため耐水ペーパーで削って清掃。


あとはモーターを元通りに組み込むだけ。

最初にブラシ側をケースに付けるとコミュテーターとブラシ部分が接触して入りづらいので、コイル側を先に入れてからブラシ部分を広げながら組み込む。

ケースに収まったら外したネジ(シャフト)を付けるのだけど、これがまたイライラするんだわ。磁力でシャフトが真っ直ぐに通せないんだよね。しかもケース側にネジが切ってあるのが厄介。コツはネジ穴から覗いてシャフトと重なったら手でネジを回す。

このときにウォームギア側が六角ナットになるので間違えないように。


ちなみにモーターはTONGDAという中国だか香港のメーカー。
型番は「ZYT51」もしくは「E-936AX-Ⅳ」というもの。
仮にモーターが壊れていても海外から取り寄せるより新しいマッサージ器を買った方が手間無いね。

最後、元通りに組み込んでから電源を入れるとモーターの力が復活。


体重をかけても止まること無く力強く動いてくれる。まさかこの程度で直るとは我ながらビックリ。これならオムロンのマッサージ器を買う前に修理しておけば良かったかも・・・
ただ今度から腰はルルド、首肩はオムロンという2台で贅沢にマッサージしながら寝れると思えば良いか。

奥さんとマッサージ器の奪い合いにならなくて済むし結果オーライだね~






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