胃痛が酷くて先月の23日に町田の佐藤寿一クリニックで検査を受けた。
その時の見解だと「胃痛の原因はおそらくピロリ菌だろう」という話でひとまず血液検査と
尿検査を行い1週間後に検査結果が出るとしか言われなかった。
だがその時に万が一を考えて胃カメラの予約をしておいたので結果を聞くのは
胃カメラをした日で良いやと考えていた。
そこで本日、人生初の胃カメラを体験。
前日の21時までに食事を済ませ当日は朝から絶食。水分もダメ。
胃カメラは9時からスタートだけど、事前受付があると言うので8:50分までに来院する。
なお検査では安定剤(鎮痛剤?)を打つので車やバイクで来院せず公共機関を使うことってのと
胃の中に青い水を入れるので白い服装では来ないでくれと言われる。
簡単な問診票を記載して、いざ、検査開始。
貴重品はロッカーに預けラフな服装で検査に挑む。病院服の着替えは無い。
最初に血圧を測るのだけど緊張しまくっているので血圧が随分と高めに表示される。
看護婦さんも「やっぱり緊張しちゃいますよね」と言ってたが、そりゃそうでしょ~
処置室に入るとキャップ1杯の半透明な薬を飲まされベッドの上で3回ほどグルグル転がる。
胃の中の泡を消す薬とかなんとか言ってたような。
グルグル回った後は点滴。
この点滴の成分ってなんだろか?ブドウ糖とか?というかなんで点滴なんだ?と心配になる。
もしかしてこれが眠くなる成分の入った薬と思ったが、全然眠気が来ない。
次に喉の麻酔。
1度目はドロリとしたゲル状の麻酔液を飲み込まないよう上を向き喉の奥に貯めて1分。
これがツライ。ついつい飲み込みそうになるが我慢。
初めは口を開けていたけど途中で口を閉じれば良いのかと気付く。
1分経ったら看護婦さんの用意した受け皿に麻酔液を吐き出す。
2度めはスプレータイプの麻酔を噴射される。これは10秒喉の奥に貯めたら飲み込んで良い。
もうこの時点で喉の感覚が無い。
ツバを飲み込もうとしてもうまく飲み込めず声を出すのも難しい。
ベッドに寝かされたら痰がからむので受け皿に吐き出す。
手の先に心拍計をセットされ、口にマウスピースを付けられたら検査の開始。
カメラを入れるときに反射でオエッっとならないように、鼻から息を吸って口から出すように言われる。
しばらくして担当医が入ってきたのだけど体を横に向けているので顔が見えず。
そしてなにやら点滴を打っている部分をゴソゴソやっている。
なるほど、担当医が安定剤(鎮静剤)を打つのか。
・・・そして気がついたら胃カメラの検査は終わっていた。
え?いつ終わったの?ってかホントにカメラ入れたの??
全く記憶が無い。さっきまで付けていたマウスピースも点滴も外れている。
時間にしてわずか10分程度の出来事。麻酔すげーよ。アッという間に寝落ちだよ。
職場で散々「オエッってなって苦しい」とか聞かされていたけど、苦しいことは皆無。
ずっと胃カメラにビビってて損したわ。
その後、別室のベッドに案内されて1時間ほど休憩。
10時半頃に看護婦さんに起こされ「本日の検査は終わりました。結果は11月28日になります」と
伝えられる。
ちょっと待って、先生の所見とか無いの?
胃にポリープがあったとか潰瘍が見つかったとか、先月受けたピロリ菌の結果とかさぁ。
そこで看護婦さんに「胃の様子とピロリ菌の結果ってどうなりました?」とダメ元で聞いてみると、
カルテを見ながら「ピロリ菌はありませんでした。ポリープも潰瘍も見つかりませんでした」とのこと。
マジッすか!ピロリ菌の検査結果はカルテで分かるけど、ポリープとか潰瘍とか看護婦さんでも
分かるんかいな?と心配になったが、おそらく一緒にカメラを見ていたのだから分かるのだろう。
それに分からなかったら後日先生に聞けって言うもんな。
ただ分からないのは検査結果が3週間後って事。
何もなければ検体も取らずに終了だと思うが、検体を取ったって事は何かあったんかね?
血液検査ではピロリ菌は居なかったけど、一応、検体を取って培養法で調べるのかね?
しかし当日に先生からの所見が無いってなんだかなぁ・・・
胃の中に何も異常が見つからなかったから3週間後で良いと考えているのか・・・
まぁプラス思考で考えると看護婦さんが言うようにポリープも潰瘍もピロリ菌も居なくて
単なるストレス胃炎で胃痛があったと考えるのが妥当なのかな。
最後に胃カメラと検体を行った費用と処方されたお薬。
保険適用の3割負担で9,720円、薬は280円と合計1万弱。
たぶん検体をしなければもう少し安かったと思う。
処方された薬は前回の胃痛で貰ったマグテクト。
これは胃の粘膜を保護する薬で薬剤師さん曰く「検体を取って少し傷が付いているので
それを保護するために出す」と教えてくれた。
更に「検査結果が3週間待ちって長くないですかね?」と聞いたら「あそこの病院はだいたい
3週間待ちなのよ」とも教えてくれた。ついでに先生から何も説明が無かったとも愚痴ると
「じゃあ何も問題は無いってことね」とも言ってくれた。思わず薬剤師さんの言葉に癒やされた。
心配だったピロリ菌が血液検査と尿検査の段階で居ないと分かると多少は気楽になったな。
※胃カメラの結果編に続く