カメラ仲間と朝9時にクィーンズスクエアのマックで待ち合わせ、会場に訪れたのは15分前。
オートサロンやモーターショーの時はブース内が異様な熱気に包まれるため事前にロッカーに
上着や荷物を預けるのだが、CP+はそこまで暑くならないので上着は来たまま入場。
年齢層は比較的高め。男女比は同じぐらいなのかな?
そういえばネットで事前登録しないと1,500円の入場料が取られるのだけど、
お金を払って入る人なんて居るのかね?
まずはOLYMPUSのブースでOM-Dのミニチュアストラップを貰い、その足でハクバのブース。
HAKUBAのトートバッグ(エコバッグ)は布製で耐久性が有り使えるため人気がある。
ただし数に限りがあるので最初に貰っておく。
なお去年は白色だったけど今年は黒に戻った。やっぱり白は汚れが目立つんだよね。黒が正解。
次はSIGMAのブースにてガラスケースに入ったDP0クワトロを拝見。
第一印象はやっぱりレンズがデカイ。14mm(換算21mm)の超広角なので大きくなるのは分かるが
手に持ったバランスはどうなんだろうね。
フロント・コンバージョンレンズの付いたDP3みたいな重量配分みたいになるのかな?
次にオレの人生の中でおそらく買うことはない超望遠レンズを触りに行く。
通称エビフライ。
200-500と400-1000、300-800の3台が用意されており触ったのはAPO 200-500 F2.8レンズ。
2.8通しだけあって明るい。しかしこれで何を撮るんだろうね。野鳥?スポーツ?戦闘機?
ペンタックスのブースはケースに入ったフルサイズ(モック)がお披露目されていた。
フルサイズなのに思ったよりも小さい。
飛び出た三角頭が気になるかと思いきや、実物を見てみるとそこまで気にならない。
名称未定なのでどんな名前になるんだろね。K-Zってネーミングは安直すぎるか。
最初はK-S1がバリアングルモニターと防塵防滴仕様になっただけかと思われたK-S2は
K-3を凌駕する高感度と簡単に星空の撮影ができる「スターストリーム」という機能が追加。
あれこれ説明を聞きブーススタッフが個人的に撮ったという動画を見せてもらう。
発売予定の価格はボディのみ96,800円。
2年ぐらいしたら値下がってボディ4万ぐらいで買えるかな。そうなったら考えよう。
ベルボンのブースを覗くとコンパニオンのお姉さんではなくマッチョ2人組が決めポーズ。
これはこれで面白い。しかもバレンタインなのでとチョコレートまで配ってくれた。
気になった商品はリボルビング雲台のPHD-66Q。
レンズを中心に縦と横位置の切り替えがスムーズに行えて僅かな傾きなら簡単に調整できる。
積載重量は3kgまで対応可能。値段は2万円ぐらいと言っていた。
雲台ついでにマンフロットの新しいギア雲台「XPROギア雲台 MHXPRO-3WG」も見てきた。
以前のギア付きジュニア雲台#410と比べると明らかに使いやすい。
ギアを回すツマミも持ちやすく、特筆するべきはツマミとガードを洗濯バサミのように摘んでやると
簡単にティルトやパンの動作が出来る。
今までのは手裏剣みたいな部分を回す方法だったので固かったんだよね。
しかしMHXPRO-3WGと#410のクイックシューの使い回しが出来ないのが難点。
あとのカメラ関係はネットで分かることばかりなので、個人的に面白かったブースを紹介。
MUTOHの3Dプリンタを使っての模型サンプリング。
上の黒い3Dプリンタは10cm四方、下の銀色の3Dプリンタは20cm四方サイズの模型が作れる。
3Dプリンタの何が凄いって継ぎ目がなく枠の中に物体が作れること。写真に乗せてある白い塔は最初から中の階段が作られた状態だもんね。凄いよ。
今年はセルフィースティック(スマホ自撮り棒)が流行ると言われているけれども、
それより更に上を行く「鳥のように空中から、魚のように水中から見たい、撮りたい」という目的で
作られたハイアングル撮影用一脚の「iRod」
オレ的にはハイアングルよりも水中に沈めて撮影できるのは面白そう。
特に釣りに行った時にどんな魚が居るのか、ヘチで釣っている時に周囲に根がかりがあるのか
根魚が居着いているのか分かって楽しそうだ。なお長さは3m/4.5m/7.5mの3種類が選べる。
後からピントが調整できるカメラのLYTRO(ライトロ)
プラッチッキーで持ちづらいボディではあるけれどピント調整機能は面白い。
どういう技術でこんなことが出来るのかは謎。ブース説明の人も「分からない」と言っていた。
まぁ詳しく原理を聞いてみてもオレが理解できないのだけどね。
そう言えばにAmazonで小型のモデルなら18,000円で売っていた。
ソニーにブースは巨大なジオラマが大人気。
α7Ⅱが大量に置かれて試し撮りができるのだけど、みんな自前のカメラで撮影している。
夕焼けになったり夜になったりとジオラマのクオリティが高いのだ。
そう言えば各企業にいるモデルさんは自前のカメラで写さないように注意されるのだけど
ジオラマ撮影は特に注意されることは無し。
・・・とは言え、やはり遠目からモデルさんを撮っているカメコやカメじいは多いね。
表に出ているコンパニオンさんを囲んでの撮影風景も目についた。
ただオートサロンやモーターショーと違ってガツガツ撮っている人は見かけなかったけど。
少し会場を離れてフォトアクセサリーアウトレット会場と御苗場を見て回る。
アウトレット会場は安いものは安い。
少し前のモデルの三脚とか3,000~5,000円程度だしカメラバッグも安かった。
ちなみにオレは200枚入りコダックのフォト光沢紙プレミアムを300円で購入(ヨドバシで800円)
早い時間に行けばもっと良い商品が置いてあったのかも?
毎回楽しみにしている御苗場。
今年はオレの感性を刺激してくれる作品は見られなかったかな。
唯一、印象に残ったのは「センチメンタルな食卓」という1ヶ月の夕食メニューを撮影したもの。
給料日が近いと夕食が団子のみゼリー飲料のみという哀愁が漂うが、給料日直後は
豪華に鍋になるところが面白かった。
今年は北風が寒かったのでみなとみらい周辺のフォトウォークは諦めて閉館の6時までCP+を堪能。
最後に横浜の日産グローバル本社ギャラリーに展示してある車に乗り込んで仲間内と
あーでもない、こーでもないと勝手な感想を言い合っての帰宅となった。
初めて本社ギャラリーに来たけれど意外とここって面白いのね。
GT-RやフェアレディZの展示車に乗ることも出来て満足でした。