家の外側からカギを使って施錠した場合はすんなり開くのだけど、家の内側からサムターンで
施錠した場合、外側からカギを開錠しようとすると引っかかりがあってカギが回りづらいのだ。
要は家の中に居る者がサムターンでカギを閉めてしまうと外からカギを開けにくいってこと。
そのときは深く考えずキーシリンダー内にKURE5-56(CRCスプレー)を噴射して滑りを良くすれば
引っかかりも解消されるべ?と使ってみたら数日は良くなるも数日で引っかかり現象が再発。
しかも以前よりも症状が悪くなってしまった。
もしかしてスペアキーを使っているから施錠しづらいのか?とマスターキーで試してみても、
症状は変わらず。これってキーシリンダーを丸ごと交換コースなの??
ひとまず「玄関 鍵穴 回らない」のワードで検索。
すると「調子の悪い鍵穴の状態を劇的に改善」「鍵のお手入れ」「玄関の鍵が回らない・閉まらない
開かない! 原因と修理方法」というサイトを発見。この手のトラブルって多いのね。
さてさて、玄関の鍵が回らない・回りづらい場合のもっとも簡単な改善方法としては
1:鍵穴に数秒パーツクリーナーを注入し鍵の抜き差し施錠を何回か繰り返す。
2:再びパーツクリーナーを鍵穴にブシューと噴射して鍵穴から黒い水(汚れ)が出てきたら
鍵穴にカギを入れて施錠を何度か繰り返す。
カギに汚れが付着しなくなるまで同じ作業(パーツクリーナー噴射)をやる。
3:その後、鉛筆の粉をカギ山に擦りつけてから施錠を何度か繰り返すと
スムーズにカギが回るようになる。
最悪、キーシリンダーを交換する場合に自宅の鍵の形状が何なのかを調べるとMIWAの
85RAというモデルと知る。
シリンダーの型番は「MIWA-U9RA(MCY-112)」RA交換タイプ」
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価格:3,510円
(2015/5/7 22:12時点) 感想(16件) |
楽天を見るとキーシリンダー単体と鍵が5本で送料込みで3,510円。思ったよりも安いじゃん。
これを鍵屋に頼むとキーシリンダー交換は出張費コミでだいたい1~1.5万円コースの費用。
・・・と言うワケで、玄関の鍵を分解してキーシリンダーを洗浄してみることにした。
後から考えたら別に分解する必要は無かったかも。
分解方法は実に簡単。
道具はプラスのドライバー1本のみ。特殊工具は必要なし。
まずはドアノブの横に付いているプラスのネジを外す。
次にキーカバーに付いてるネジを3本外すとユニット全体が取れる。重いので落とさないように。
キーシリンダーの周りに付いている4本のネジを外せば本体が取れる。
思った以上に簡単な作業で拍子抜け。
わざわざ鍵屋を呼んで工賃を払って交換するのが勿体ないね。
清掃にはパーツクリーナーとエアダスターを使ってみた。
まずはエアダスターで鍵穴にエアを吹くと、中から煙にようなホコリのようなモノが
ブシュっと飛び出してきた。まさかこの汚れが鍵の回らない原因だったのか?
続いてパーツクリーナーを鍵穴に注入。
黒い汚れが出ると書いてあったけどパーツクリーナーの勢いが凄くて汚れが見えん。
10秒ぐらい噴射して様子を見ると、心なしか綺麗になった気がする。
再びエアダスターを吹くと今度はゴミらしきは飛び出さなかった。
仕上げに鉛筆の粉を鍵に塗りたくる。
これがまた上手く塗れないんだわ。
HBじゃなくて2Bみたいな濃くて柔らかい鉛筆の方が良かったのかも。
そこでカッターで鉛筆の先だけを削って粉にし、それを鍵全体にゴシゴシとまぶす。
あとは全てを元に戻し鉛筆の粉が付いた鍵を何度か出し入れさせた後に開錠を試してみると、
なんとスムーズに鍵が回るようになった。
また家の中から鍵を閉めてもらい外から鍵を開けてみると、今度は引っかかりもなく簡単に開いた。
すげー!やっぱり汚れが原因だったのね。もっと早くやれば良かったわ。
最後に思ったのは、わざわざ分解せずとも鍵穴にエアダスターを噴射して内部のゴミを出し、
パーツクリーナーで洗浄するだけでも良かったのかな。
でもまぁ玄関の鍵の仕組みも分かったので良しとしよう。