去年まで我が家はお餅を焼くのに卓上カセットコンロを使って焼いていた。
理由は餅網をガスコンロに乗せて焼いていると加熱防止センサー(Siセンサー)が働いて
途中でガスが弱火になったり消えたりして全く焼けないのだ。
しかし餅を焼くたびに卓上ガスコンロを出すのはちょっと面倒だったこともあり、
今年4月に購入した日立のオーブントースターHTO-CT10を使って餅を焼いてみることにした。
(オーブントースター購入記はコチラ)
ただオーブントースターで餅を焼くと「毎回膨れて潰れて上手く焼けない」「網に付いて困る」
「トースターで焼くと中が硬い」「餅同士がくっつく」「「餅が溶けて焦げる」など失敗例が目立った。
そこで「お餅をオーブントースターで上手く焼く方法」で調べてみると、餅の上に醤油を少量たらし
クッキングシートを敷くと綺麗に焼けるという焼き方があったので真似してみた。
まずはオーブン皿の上にアルミホイルを敷き更にクッキングシートを敷いた上に餅を乗せる。
そして餅の上面には少量の醤油を垂らし、指で全体に薄く広げておく。
なんでも醤油を薄く塗り広げておくと、醤油の部分から最初に餅が膨らむのだそうだ。
そのため横や下など見当違いの場所からプクッっと膨らまずに真上から綺麗に膨らむとのこと。
オーブントースターに入れて4分半にタイマーをセット。
どんな感じなのか様子を見ていると醤油を塗ったところだけ焦げ目が付いて膨らみだした。
すげーよ、先人の知恵。濡れたところから最初に熱を持つことから蒸発潜熱って言うんだって。へー
タイマー終了後すぐに餅を取り出すと餅の中が硬いことがあるため、オーブントースター内で
2分ほど放置させる。余熱で中まで火を通すってことだね。
そして気になる餅の貼り付き具合なのだけど、クッキングペーパーから綺麗に剥がれてくれた。
クッキングペーパーめちゃ万能だわ。今度から焼きおにぎりを作る時も下に敷こうっと。
(クッキングペーパーと書いているけど我が家で使っているのはオーブンペーパーね)
さっそく磯辺焼きにして食べてみると、ちゃんと中まで火が通ってて柔らかいお餅になっていた。
息子が喉に詰まらせないかと心配になるぐらい良く伸びるね。
1kg600円程度の安物の餅でも十分に美味いわ。餅は値段じゃないな。焼き方だなと思った。
今まで横や下から最初に膨れてしまって不格好だった我が家のお餅だったけど、
これからはこの方法で焼くことにしよう。
最後になるけど手順さえ覚えておけば息子も1人で餅を焼いて食べれるようになって良かった。
ヘタなお菓子を食べるよりお腹も膨れるし、ガスを使わないので安心。
来月のクリスマスにはピザもチキンも焼けるし、お餅も手間なく簡単に焼けるオーブントースター、
改めて買って良かった~