【震災訓練】 カセットコンロで土鍋めし

2016/03/11





東日本大震災から5年目。
そこで電気が使えなくなった場合に備えて土鍋でご飯を炊く練習をしてみた。

一応、夏場のキャンプではトランギアのアルコールストーブとアルミクッカーで炊飯はしたが、
カセットコンロを使っての炊飯は久しぶり。
わざわざカセットコンロを使わず普通にガスコンロでも良いのだけど震災時の練習だもんね。

炊飯器を使わない場合、米を磨いだらしっかり吸水させること。
冬場なら1時間は水に浸けての放置。
肝心の水の分量は3合(450g)を炊く場合だと600cc、いわゆるコップ3杯分となる。
ちなみに1合(150g)は200cc、2合(300g)は400ccだね。
せっかく土鍋でご飯を炊くので冷蔵庫に残っていたニンジンと油揚げを刻み、
だし汁と醤油を軽く一回し。

十分に吸水した土鍋をカセットコンロに乗せて強めの中火で加熱していく。
土鍋のフタには穴が空いているけど塞ぐ必要は無し。
しばらくすると穴から蒸気が噴き出すので2分ほど蒸気を出したら弱火に落として15分。
最後に30秒だけ強火で加熱したら火を止めて20分の蒸らす。フタは開けないこと。


おこげはパリッと香ばしく炊き加減もバッチリ。もちろん芯も残っていない。
人参と油揚げのみのシンプルな具材だけど十分に美味い。

普段は炊飯ジャーを使っているので何も考えず目盛り通りにご飯を炊いていたが
土鍋での炊飯は水の分量や火加減を忘れてしまいがちなので、たまに練習するのは
良いのかもしれないね。

■土鍋で炊飯のおさらい■
1:1合=水200cc 2合=水400cc 3合=水600cc
2:1時間たっぷり吸水させる
3:中火~強火で加熱させ、穴から湯気が出だしたら2分待つ
4:2分待ったら弱火に落として15分
5:おこげを付けるなら最後に30秒だけ強火にして火を止める
6:20分の蒸らしタイム。フタは絶対に開けないこと
7:フタを開けてご飯を混ぜて余計な水分を飛ばしたら完成








QooQ