湯気でレンズが曇りそのままゴミやチリが付着することがある。
そこで今まではレンズを掃除するのにエアダスターを使って表面の埃を飛ばしてから
化学繊維タイプのクリーニングクロス(メガネ拭き)で拭いていたのだけど、
コンデジの場合はエアダスターを使うと鏡胴(レンズ筒)の隙間からゴミが入って
イメージセンサーに付着するとのこと。
特にエアダスターは勢いがあるのでゴミが入りやすく、シュポシュポ(ブロアー)ですら
使うのは厳禁らしい。今まで知らないでガンガン使っていたよ。
たまたま運良くセンサーにゴミが付着しなかったんだろうな。
じゃあコンデジの場合はどうやって掃除したら良いのか?という事なのだけど、
一般的には無水エタノールをシルボン紙(ダスパー)に付けて拭くのが定説らしい。
ただもっとお手軽にコンデジのレンズ清掃をする方法として、HAKUBAから出している
「レンズペン」が非常に便利だと知ったので買ってみることにした。
ところでレンズペンは5種類あり通常タイプのレンズペン「KMC-LP12」だとチップが大きすぎて
コンデジで使うと端っこの汚れが拭き取れない気がしたので、小さいレンズの曲面にフィットと
書かれた「ミニプロ(KMC-LP15)」を買うことにした。
レバーをスライドさせると山羊毛ブラシ、キャップを回して外すとカーボン粉末が付着した
クリーニングチップが現れる。レンズクリーナー液や無水エタノールは不要というか付けたらダメ。
山羊毛ブラシは柔らかくもコシがありレンズ表面に付いた埃を軽くなぞるだけで落としてくれる。
指紋や油染みなど頑固な汚れはカーボン粉末の付いたチップを使って落とすのだけど、
使い方はレンズ中心からグルグルと円を描くようにする。
最初は「カーボン粉末で傷が付かないのか?」と心配したけど杞憂だったね。
面白いように汚れが取れてレンズもピッカピカ。ホントこの綺麗さはクセになるわ。
あまり汚れていないのについついレンズペンを使いたくなっちゃうよ。
コンパクトカメラ、アクションカメラ専用なだけにRX100m3で使っていてもチップが大きすぎて
レンズの隅っこが拭き取れないこともなく丁度良いサイズ。
通常使用で500回以上使える上に予備のヘッドスペアも付いているので合計1,000回も使え、
更には別売りでヘッドスペアを買えばほぼ一生モノのカメラグッズだね。買って良かった~