訪れた時間は17時半頃。
店内は2名掛け席が3つ、4名掛け席が2つ、あとは10名用の相席の大テーブルとなり、
1人で行く場合は2名席が空いていても相席テーブルに案内される。
客層は殆どオジサンで学生は皆無。いわゆるオジサンのオアシス的な大衆酒場なのだ。
この店は独自ルールがあって焼き鳥は1度の注文で5本以上を頼まなければならず、
やきとりに限っては追加注文が2回までとなっている。意外と面倒くさい店なのだ。
注文はホッピー(380円)とタン2・カシラ2・レバ2・ひな1・ハツ1の合計8本(480円)を塩で頼む。
5本セット(300円)もあるけれど、何が出てくるか分からないので自分で好きなのを選んだ。
ただほがらかの焼き鳥は「タン・カシラ・レバ・ひな鳥・ハツ・つくね」の6種類しか無いんだけどね。
ちなみに焼けるまで結構時間がかかるので多めに注文しておく。
一般的なホッピーと言えば冷えたグラスに焼酎のみが入ってくるのだけど、ここでは焼酎の他に
レモンスライスと氷が入っているのがほがらか流。
このレモンがサッパリして妙に美味いんだわ。なお焼酎はキンミヤを使っているっぽい。
オレは相撲に全く興味が無いので適当に流し見しているが、周りのお客は相撲好きが多いのか
「おぉ~」とか「今のはダメだ」と見知らぬ人通しで話していた。
しかし大相撲が終わるとTVは音声を消して店内に懐メロが流れる。
10分ほどで焼き鳥が運ばれてきた。
全て1本60円のため全てねぎまになっているが、1つの肉が大ぶりなのが良い。
ガスではなく炭火を使っているので香りも良いのだ。
どの焼き鳥もちょっと歯ごたえというか噛みごたえがあるけど妙に美味いんだよな~
おそらく雰囲気的なモノもあるんだろう。なんつーか「これぞ大衆酒場」って感じがイイんだよ。
そう言えば以前は焼き鳥にカラシが付いていたけど今は付いていないのね。
他の人のを見てみても付いてなかったので止めちゃったのかな。
ツーンと辛いカラシで食べる焼き鳥も良かったんだけどな。
途中でホッピーの中身(200円)を追加注文。ホッピー1本で2杯もしくは3杯は飲めるのだ。
入れられてくる量は2フィンガーぐらい。氷が多いので量的にはどうなんだろうね?
焼き鳥を食べながら壁メニューを見ると「おつまみ全品200円」となっていたが、さすがに8本も
食べたらお腹も一杯になるので追加は止めとく。
ところでお店の営業時間は開店は17時、オーダーストップ21時15分、閉店21時半となっている。
そして閉店の合図は「ぶっちぎりの青春」という曲が流れるそうだ。やっぱり個性的な店だわ。
相模大野ほがらかはフラリと立ち寄ってホッピー片手に焼き鳥を食べて帰るという
スマートなスタイルが合っているので、一人飲みの場合のんびり長っ尻する店では無いね。
また仲間同士でワイワイやるにはちょっと狭いため、4人までの少人数なら有りだろう。
焼き鳥全品60円、ツマミ全品200~280円、新潟の銘酒が380円と確かに相模大野周辺では
ぶっちぎりに安いわ。ちなみに今日の会計1,250円。いわゆるセンベロだね。
昔、相模大野銀座通りにあった頃は店頭で焼き鳥のお土産販売もしていたけれど、
今はやっていないのが惜しまれるよ。ま、コリドーで煙モクモクにするワケにもいかないか・・・