最初に向かった先はホルモン・ジンギスカンの店「焼肉大衆」というところ。
一見、入りにくそうな雰囲気というか客って入っているの?と思いきや、店内はほぼ満席。
20時までだったら良いよと言われて予約席に座らせてもらう。チョイ飲みの予定なので問題なし。
正直こんなお店でも予約する人が居るんだ・・・と最初は思ったけど、食べて納得。
更に値段を見て納得。とにかく安く、また盛りが多い。
注文したのは3人前のホルモンとタン、キムチにビールを飲んで1人約1,000円の激安プライス。
しかしホルモン1人前280円は安いわ。
なおこの店は店内の至る所に写真撮影禁止のマークが出ているため、うっかりカメラを出すと
女将がえらい剣幕で「写真やめて!撮ったら消して!昔イヤな目にあったの!」と注意されるため
料理や店内の撮影は出来なかった。
そこまで怒るって昔に何があったのか気になったが聞ける雰囲気じゃないので止めておいた。
続いて向かったのは塩煮込みが名物の「もつしげ」
ここは常に人が並んでいる野毛でも人気のお店なのだそうだ。
雰囲気的にちょっと小洒落た感があるので女性客の姿が目立ったのと、
店先にテーブルが置かれているため外飲みスタイルも出来るようになっていた。
それとメニュー表もあるのでおよその値段を概算できるのも良い。
注文は名物の塩煮込み(480円)、ポテサラ(290円)、ボイル豚足(220円)
塩で煮こまれたモツは味噌味と違い優しいというか上品な味わい。もちろんモツの臭みは皆無。
一般的なモツ煮はゴボウや人参などの野菜が入っているが、この店はモツだけオンリー。
ご飯にぶっかけたりオカズとして食べるという感じじゃないね。サッパリしてて美味しいわ。
箸休めとして頼んだポテサラなのだけど、コンビーフが入ってるのがポイント。
ねっとりした食感にジャガイモも大きくゴロン、コンビーフの絶妙な塩味が利いてオレ好み。
自宅でポテサラを作るときにコンビーフを入れるの真似してみようと思った。
いや、ホントにこのポテサラは気に入ったわ。ちょーうめー
続いて3軒目は中華料理の店「萬里」
話によると「野毛と言えば萬里」と言うぐらい有名なお店なのだそうだ。
店内は1階と2階に分かれていて1階はカウンター席のみ。2階は座敷とテーブル席が列ぶ。
どことなく昭和な趣のある店内に懐かしさを覚えたよ。
注文は八宝菜、豚の耳、餃子。
なんでも日替わり半額メニューがあるとのことで今日は八宝菜が半額だった。
良い感じに焼き目の付いた餃子は厚めのもっちり皮にシャキ感の残る具がマッチ。
具に下味が付いているのでそのまま食べるのも有り。
個人的に一番気に入ったのが八宝菜。
とろみのかかった餡の味が美味いわ~そして具だくさんで盛りが多いのもイイ。
サッパリした味付けのブタ耳もコリッっとした食感でなかなか美味い。
酒が進む系のオツマミって感じだね。
最後は「たかさご家」のラーメン(650円)でシメ。
3件もハシゴ酒をした後にラーメンでシメてしまうという背徳感があったものの
やっぱり食べたくなっちゃうんだよな。体が炭水化物を欲してるんだね。
普通盛りだとちょっと量が少ないかな?とは思いつつも、シメで食べるには丁度よい量。
家系ラーメンの割にはスープがライト系で飲みやすい。あ、アブラ少なめで頼んだからか。
思えば野毛なんて10年ぶりに来たけれど、昔と比べて随分と変わったね~
以前はもっとディープな感じで怪しかったのに今では店先にテーブルを出した店や
立ち飲みの店が多く実に活気にあふれたエリアになっていた。
いわゆる毎日がお祭り通りって感じで歩いているだけでなんだかウキウキしてくるよ。
相模大野のちょい呑みフェスティバルも雰囲気的にはこんな感じにしたいのかな?と思うけど、
いかんせん各店舗の場所が離れているのが問題有り。エリアを分散しすぎ。
野毛みたいにエリア一体でなおかつ路上にテーブルでも出して客が座っていれば
店にも入りやすいのにね。
あと平日じゃなく金土曜の週末に開催してくれたら気兼ねせず行けるんだけどな~