【ステロイド治療】 まぶたが赤く腫れて痒い(脂漏性皮膚炎)

2016/05/21

雑記



眼瞼皮膚炎と脂漏性皮膚炎の話


2ヶ月ぐらい前に左目がやけ痒くてゴシゴシ擦って以来、なんだか目の付け根(目頭)と瞼の上がカサカサと乾燥したような感じになってしまい全体的に赤みを帯びてしまった。

しかし普段の生活には全く支障が無いので気にせず放置していたら、今度は赤みの他に痒みが出てきて掻き壊した結果、目頭から瞼にかけて腫れてしまった。

だがそれでも「乾燥してるならワセリンを塗って数日もすれば治るだろ」と高をくくっていたが1ヶ月経っても改善されず。

しかも何故か2日前に首筋にも痒みを伴う湿疹が出来た。


すると奥さんが「みっともないから病院に行け!」と急かすので、渋々病院に行くことにした。

確かに見た目は悪いけど今の職場は男だけなので見た目を気にしてもなぁ・・・と思いつつ、時折めちゃくちゃ瞼が痒くなって掻くと今度は数分ヒリヒリ痛むんだよね。
合わせて出来た首の湿疹もなんか気になる。瞼の湿疹がとびひしたのか??

そこで本日、去年腕に出来た謎の湿疹を診てもらった町田の「きくち皮膚科」に行ってきた。

ここの皮膚科は入口がちょっと分かりづらいので参考に写真を撮ってみた。


小田急の町田駅東口を出てすぐの踏切を渡って徒歩2分ぐらいの場所に小田桐ビルというビルがあるのだが、そこの3階にきくち皮膚科クリニックはある。

 

入口は駐車場を入った奥のガラス扉。
なお下が駐車場だからといって来院するのに車で来たり自転車やバイクで来て停めることは
出来ないため、行くのであれば徒歩しかない。

受付開始の8:45分より30分も早い8:15分に到着するも既に3人の待ち。
先客の立ち話を聞いていると「GW明けに初めて訪れたのだけど、2時間待ちだったので
今日は受付時間より前に来たんですよ」と会話していた。

そんな会話を聞いている間にオレの後ろには既に列が出来ている。
数えると7人も並んでいた。相変わらず人気の皮膚科だ。早めに来て正解。

さて、肝心の診察結果なのだけど「擦ったことによる皮膚炎(眼瞼皮膚炎)」と言われる。


詳しい内容を聞くと「瞼は薄いので少しの刺激で炎症を起こすことが有り、花粉症の時期にはこの手の患者が多い。一度掻き壊した皮膚の角質が再生する前に再び痒みで掻いてしまうと治りが悪く、また乾燥肌となっている」と言われたので「ワセリンで保湿したけど治らなかった」と伝えると「ワセリン保湿程度で角質(脂質)が再生されないほど炎症を起こしている」とも言われる。

ほえ~そうなんだ?

恐る恐る「アトピーや白癬菌じゃないですよね?」と聞くと「あー無い無い」とあっさり言われる。

ついでに首筋に湿疹みたいのが出来たと伝えると「これは単なる衣類のカブレ湿疹」とバッサリ。

ここまで来たら聞くだけ聞こうと「瞼の痒みのとびひで小鼻の横が痒くなることがある」と伝えるとオレの鼻を見て「これは脂漏性皮膚炎だから瞼の薬と一緒に濡れば治る」と言われた。

・・・というワケで本日の会計は初・再診料込みで1,050円。薬代は770円となった。
ここで以前、領収書の項目にある投薬で薬を塗ってもらっていないのに点数が入っていたことを思い出して会計時に「投薬って何ですかね?」と白々しく聞いてみたら、処方箋を出すのに68点が記載されると教えてもらった。
なるほど、病院で薬を塗ってもらった点数じゃないのか。

薬局で処方された薬はアルメタ軟膏と白色ワセリンの混合とメサデルム軟膏0.1%となり、顔はアルメタ、首はメサデルムという軟膏薬だった。
処方箋をよく見ると顔に塗るアルメタは合成副腎皮質ホルモン、いわゆるステロイド薬。

昔、かゆみ止めの薬と間違えてステロイドを顔に塗って酷い目にあったのを思い出したので「顔にステロイド塗っても大丈夫なんですか?」と聞いてみたら「アルメタは弱いステロイドなのとワセリンと混ぜてあることで穏やかな作用なため問題ない」と教えてもらう。

まれに最初だけ少し腫れぼったくなることがあるけど2~3日で落ち着くため、1日2回の回数を守って塗ってもらえれば2週間程度で綺麗に治りますと言われた。

ただし首のカブレ(湿疹)用に出したメサデルムと絶対に間違えないで下さいとも言われた。こっちの方が強いステロイドとなっていると脅されてビビる。

ひとまずこれで2週間ほど様子を見て完治しなかったら再び皮膚科だね。

※追記 
家に帰ってアルメタを塗ったら少しヒリヒリしたけど数時間で瞼全体の赤みが薄くなってきた。
すげーなステロイド。副作用は怖いって言うけど短期間で使うには恐らく大丈夫なんでしょう。







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