なお市場とは謳っているが横浜中央卸売市場と同様で一般車両も問題なく入れる。
南部市場内には様々な食事処があるのだが、本日訪れたのは南部亭と呼ばれる
4つの店舗が入った食堂にした。いわゆるフードコートを想像してもらえれば良いだろう。
どことなく昭和臭の漂うなんとも言えないレトロな雰囲気。
営業時間は朝の6時からお昼14時までとなっており、日曜日と祝祭日はお休み。
店内に入ると4つの店舗が並んでおり右から和食の蒔田、洋食のルテス、中華の一品番、
そして見きれてしまっているが一番左に海鮮の鈴というお店がある。
どこの店舗も威勢がよく「新サンマ入ったよ!」とか「お得ランチあるよ!」などの声が飛び交う。
初訪問なので少し面食らったが、どこの店も賑わっている。
少し離れたところでメニューを見ながら他の客の頼んでいる食事をチラ見。
どれもボリュームがあっていかにも市場飯って感じ。特に中華の一品香は盛りが多かったな。
迷った挙句、選んだのは和食の蒔田という店のお昼のサービスにした。
内容はサバの塩焼きとヒレカツ、そして小鉢(昆布)が付いて850円。
カウンターで注文すると「サービス定食が出来たら呼びしますので席に座ってお待ち下さい」と
言われる。なお食券は無しで定食が出来上がったら「定食のかた~!」と大声で呼ばれるのだ。
他の店よりもお茶碗が一回り以上大きい(ちなみに海鮮の鈴はご飯のお代わり可能とのこと)
サバは脂が乗っておりヒレカツも揚げたてで普通に無難に美味い。
小鉢の昆布の味が絶妙でついついこれだけでご飯を食べ進んでしまいそうになった。
後から知ったのだけどこの店のオススメはバチマグロの中おち定食(1,100円)らしいので、
また行く機会があれば今度はそれを頼んでみようと思った。
ちなみに市場に勤める人や常連はあえて海鮮系は選ばないのだそうだ。へぇ~