使い始めた当初は歯茎から血がドバドバ出ていたけど、今では滅多なことでは出なくなり
心なしか歯茎が引き締まってピンク色になってきた。
しかし右上の奥歯と奥歯の間を掃除すると決まって食べカスが付いてきて、そのカスの匂いを
嗅いでみるとメチャクチャ臭い。いわゆる臭い玉の匂いってヤツ。
他の歯にも食べカスが詰まることはあるが、何故かピンポイントでその奥歯部分の食べカスだけが
加齢臭おっさんの息のような臭いなんだよね。
ひとまず歯間ブラシを使って綺麗にすれば匂いは取れるのだけど、なんとなーく気になっていた。
基本、子供はデオドラント関係には歯に衣を着せぬ言い方をするので息子に「オレの息は
臭くない?」と息をかけると「別に分からない」と答えるため、ひとまず歯間ブラシのおかげで
口臭は無いのだろう。
・・・なんて思っていたが、数日ぐらい前からその問題の奥歯を冷たい水が染みるようになってきた。
これって虫歯?
というか、もしかして虫歯の隙間に食べカスが詰まってて臭くなってるのか??と心配になる。
実は歯間ブラシ以外にも糸ようじを使っているのだが、やはりその奥歯を通すと何故か糸ようじが
引っかかって毛羽立つんだよね。これって穴の空いた虫歯のエッジが糸ようじを引っかけてるのか??
今のところ水が染みるだけで特に痛みは無いが、それでもやっぱり気になる。
虫歯ってのは絶対に自然治癒しないから行くなら早々の方が良い・・・ってことで歯医者を予約。
もうかれこれ7年ぐらい前に相模大野駅前のステーション歯科というところに通っていたのだけど、
奥さんが歯科定期検診で通っているロビーシティ前にある「太陽の丘デンタルクリニック」は
先生の説明が色々と丁寧で評判も良いよと教えてくれたため、今回はそこに行ってみることにした。
まずは受付で貰ったチェック項目には「右上の奥歯に水が染みる」と記載。
先生との問診で「痛みは皆無だけど水が染みるようになってきたのと、その奥歯だけ歯間ブラシの
食べカスが臭いので虫歯の恐れがあるかも」と話すと、奥歯を棒に丸い鏡が付いているヤツ(歯鏡)で
見てみたところ、外見では虫歯は認められないのでレントゲンで全体を撮影してみましょうと言われる。
レントゲン撮影した写真を見せられ「白く写っているところは被せモノです。黒く写ると虫歯ですが
被せモノの下が黒くなっているので虫歯ですね」と教えて貰う。
被せ物の下が奥歯でも歯間ブラシを通すと臭くなるのですか?と聞くと「他の歯に比べて
そこの奥歯だけ食べ物の滞在時間が長いため腐敗臭が強く出る」と言っていた。へー
ま、なんにせよ虫歯なんじゃんね・・・
しかし何故に被せ物の下でも虫歯ができるのか聞いてみたら「被せ物(金属)の寿命は8~10年で
削った歯とピッタリ一致した形状のものを作ることは出来ない。また当時(数十年前)の技術を
考えると今ほど精度も高くなかったので隙間が出来て虫歯になるケースがある」と教えてくれた。
・・・というワケでさっそく虫歯の治療となるのだけど、この先生の良いところは説明が非常に丁寧で
なおかつ治療箇所を鏡で見せてくれるのだ。今までそんなことしてもらった医者は無いよな。
そしてビックリしたのが最近の歯の麻酔は全然痛くないのね。
10年ぐらい前は結構チクッっとしたのだけど、今は「あれ?刺したの?」ってぐらい痛くない。
麻酔が効いてからの治療も非常に丁寧。わずか5分程度で終わってしまった。
「虫歯菌をやっつけるお薬を入れたので最短でも治療の予約は2日後になります。ただし
新しい被せ物をするまでは治療した方で硬いものを食べないように。新たに金属を入れてからが
奥歯の本当の社会復帰です。また削った箇所が痛む場合がありますがその場合は痛み止めを
飲んで下さい。打撲と同じで必ず痛みは引きますが、2日以上痛みが続く場合はすぐに連絡を
くれれば対応します」と言っていた。
ホントはもっと丁寧に説明してくれたのだけどニュアンス的にはこんな感じだったな。
相模大野周辺の歯医者の評判ってあまりネットで見ないけど、実際に行ってみたら確かに
丁寧な説明と治療で奥さんも気に入っているってのも納得した。
それにしても休日以外は無休って凄いよ。
仮に治療したあと歯が痛くなってもすぐに対応してくれるという安心感があるよね。
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