思えば回らない寿司屋は梅ヶ丘にある「美登利寿司」以来なので実に1年ぶり。
外見はちょっと、いや、かなり入りづらい敷居の高そうな雰囲気を醸し出しているため、初めての訪問だと躊躇しそうだよね。今回は同僚(先輩)がお店の人と顔見知りで良かったよ。
なお店内はカウンター席と座敷に別れ、座敷は個室となっている。
カップルや少人数(2~3人)であればカウンターの方が絶対に良いと思うけど予約制らしい。
今回は1ヶ月前から事前予約してあったけど、当日の飛び込みでは無理っぽいかな?
さてさて注文なのだけど・・・メニュー表が無い。
なんでも予約時に「1人○○円でやって」と先輩が告げていたので値段不明。
ただ「時価」とあるよりも予め予算を伝えてその金額内で料理を出してもらう方が安心だよね。
ゆえに料理も出す順番も板前さんに全てお任せ。
ちなみに食べログを見ると、宴会コースは1人8,000~10,000円が相場っぽい。
ひとまずアルコールで喉を潤し、最初に出てきたのがまさかの玉(玉子焼き)
普通は箸休め的な存在なんじゃないの?と思いつつ、食べてみると程よい甘みがあって旨い。
よく「職人の腕の良さを見極めるのは玉子」なんて言われるから、最初に出したのかね。
いやぁ~なんだか通(ツウ)な感じがして、それだけでテンション上がるわ~
続いて寿司下駄には季節の刺身が次々と乗せられるのだけど、どれも切り身が分厚い。
ただ大トロのマグロに筋が入っているじゃんと思いつつ食べてみると口に筋が残らずトロントロン。
なんじゃこりゃ~脂がしっとりしてメチャ旨いじゃん。すげーな。
タレには何が入っているのか板さんに聞いてみると、生姜にシソ、ネギとあと4種類ぐらいあったが何だか忘れた。でも覚えているのはリンゴが入っているということ。リンゴとは面白いな~
続いて伊勢海老の登場。
ヒゲがピンと立ってますね~と言ったらさっきまで店内の水槽で生きていたと教えてくれた。
食べようとしたら伊勢海老がキーキー鳴いて動き出してビビったわ。まさに活き造りだね。
味は言わずもがな。あえて醤油には付けずそのまま食べて甘みを味わう。最高だね。
他にも貝の煮付け、写真の小鉢、ハマグリ、出来たてのホカホカ玉子が再び出たりと量が凄い。
実は今回あえて飲み放題ではなく食重視にしたので料理が出まくるのだ。
飲み物といえば先輩いわく「この店はお茶割りがオススメ」と言っていたので飲んでみたら
かなり濃い目ではあるが妙に鮨というか魚料理に合うと知った。
もうお腹が十分満足したタイミングで板さんが握ったお寿司が次々と並べられていくのだけど、これまた笑えるぐらいネタがデカイ!寿司下駄からはみ出しちゃってるよ。