部位的には後肢の下つけ根の内側にあって本来は球状の肉らしい。
脂身たっぷりではなく程よい割合でサシが入っている。
頂き物なので値段は聞かなかったけど、おそらく高級な部位なのだろう。
ひとまず常温に戻して焼く直前にマキシマムを両面に軽くパッパ。
筋は無さそうなのでスジ切りはせず。フォークで表面の穴開けも無し。
強火に熱したフライパンで牛脂を溶かし煙が立ったところで肉を入れる。
火はそのまま強火で1分ほど焼き、1分後に弱火に落として30秒ほど焼き入れる。
裏返したら再び強火にして30秒。最後に蓋をして弱火で1分。
簡単に書くと「強火1分→弱火30秒→裏返す→強火30秒→フタ→弱火1分」ってこと。
最後にフライパンから取り出しアルミホイルに包んで5分ほど放置。
要は余熱で火を通すので時間が短ければレアだし長ければウェルダンだね。
(全体ふぉと横)
今回はアルミホイルに包んでいる時間が長かったのでミディアムウェルになってしまった。
さてさて、初めて食べるシンタマという部位のステーキ。
正直に言うと肉を見たときに苦手なサシ(脂肪)が入っているのでちょっと苦手だったが
食べてビックリ。サシが甘い。なにこれ?いきなりステーキで出てくる脂身とは全く違うし
aveで売ってる安いオージービーフとも違う・・・って当たり前か。
よく奥さんが「脂身って甘いじゃん」と言って好んで食べるけど、そういう感覚なのか?
肉の味を楽しむためワサビやカラシを付けたりせず、調味料はシンプルにマキシマムだけ。
言うまでも無く肉は超絶に柔らかい。てかメチャクチャ美味い!
マジでこんな良い肉を食べたらオージービーフが食べられなくなっちゃうよ。
・・・なんて心配するのは杞憂か。芯玉を再び食べる機会があるか無いか分からんもんな。