フィリピン料理食べ放題の店「BIG FAMILY(ビッグファミリー)」に行ってきた
- Philippines restaurant in yamato city, kanagawa Japan -
場所は小田急鶴間駅より徒歩3分(神奈川県大和市西鶴間1-13-4)
本来お店はスナックなのだけど、日曜日のみ限定で「食べ放題」を行っている。なお営業時間は12:00からとなっているが、お店のママいわく「今日は少し遅めの時間に始めたよ」とのこと。ちょっとアバウトな感じなので行くなら12:30頃に伺うと良いのかも。
メニュー
店構えというかスナック独特の雰囲気が入りづらそうだけど、店内はカウンター席とソファーが連なる一般的なスナックの作りでお店に入るなり「どうぞどうぞ」と気さくなママが案内してくれる。
カウンターに並べられたフィリピン料理について
「ギナタアングレイ(GINATAANG GULAY)」
カニとインゲン豆、カボチャをココナッツミルクで煮込んだもので、全く辛くないグリーンカレーみたいな味。ココナッツミルクの味が強いのでカニの出汁感はよく分からず。煮込まれたカボチャがトロトロと甘く、インゲンの食感も良かった。
「メチャド(MECHADO)」
柔らかく煮込まれた豚肉のスペアリブとレバがゴロゴロ。ジャガイモの溶け具合が絶妙で甘さの中にほんのり酸味のあるシチューみたいな味わい。聞くとトマトソースとバナナケチャップが使われている教えて貰う。ただレバは独特な臭みがあってちょっとクセがあるかな?でも個人的には好きな味。
「カレカレ(KARE-KARE)」
豚足とサヤインゲン、チンゲンサイをピーナツソースで煮込んだもの。サラサラした甘しょっぱなソースは後味にピーナツのコクが感じられる。ブルンブルンになった身離れの良い豚足に臭みは皆無。ママより謎のペースト状のものを溶いて食べると良いと言われて試すとピリ辛が加わって確かに美味い。
「ニラガーマノック(NILAGANG MANOK)」
鶏手羽の先っぽとチンゲンサイ、サヤインゲン、ジャガイモを生姜で煮込んだポトフみたいなスープ。たっぷり生姜が効いて爽やかスパイシー。鶏の旨みもしっかり出ている。特にホコホコ食感のジャガイモが良かった。
いわゆる鶏の手羽元とゆで卵の甘辛煮。じっくり煮込まれた手羽元はまさにビールに合う味付け。ベト付く甘さではなくさっぱりした甘さで和辛子を付けて食べたらもっと美味いだろう。
「ルンピア(LUMPIA)」
細長い春巻きの中はシャキシャキした食感のモヤシとサツマイモ入り。揚げたてを出してくれたので衣サクサク。唐辛子を漬けた酢と一緒に食べると、ラー油とはまた違った辛さと酸味が新鮮だった。
ひととおり全種類を食べ終えた後で気に入った料理をライスの上に乗せて食べることにしたのだが、後から来たお客の様子を見ると、最初から大皿にライスを入れて、その上に料理を乗せて食べていた。いわゆるワンプレートだね。自分のように小皿に入れて食べるのはありだったのかね?ママに聞いたら「気にしないで」と言ってたけどさ。ただ確かに料理が煮込み系ばかりなのでライスに乗せたほうが食べやすいっちゃー食べやすいわな。
食後にデザートとして出してもらった生クリームのフルーツ和えみたいなの。細長いイカ刺しみたいなのはヤシの実と教えてもらう。しかしこの独特な粉っぽい甘さはクセが強いな。生クリームの他にコンデンスミルクも入っていると言っていたが、んーぶっちゃけ苦手な味。だけどせっかくサービスで出してもらったので完食。
なんとなく怪しげな感じで入るまでに躊躇したお店だけど、店のママは日本語が通じるし手作りフィリピン料理が食べ放題、しかも普通に美味いので勇気を出して入ってみて良かったよ。