食事処「いそ食堂」に行ってきた
場所は茨城県は笠間市福田727。茨城県道61号日立笠間線沿いに位置。店の前と横に広い駐車場あり。行くには車やバイク等じゃないと厳しいね。
店内は大きなテーブル席と座敷の構成。ただテーブルは常連さん達が酒を飲みながら語っているので、基本は座敷に案内されるのかな。
メニュー
注文したのは「もつ鍋定食(800円)」
深めの鉄鍋に入ったモツ煮込み。運ばれてきたときからモツ独特の臭さというか獣臭がプンプン漂ってくる。おそらく茹でこぼしはせず、そのまま煮込んだものだろう。ただその獣臭がまた食欲をそそるんだよね。いわゆる本場の豚骨ラーメンの豚骨臭みたいな感じ。
味噌仕立てスープはトロリとしてメチャクチャ濃厚。なんというか口の中に伝わるコク深さと滋味深さが凄い。やや味が濃いめではあるも喉が渇くしょっぱさではなく、いわゆる米が進む濃さだね。しかも米はドンブリにたっぷり入っているのも嬉しい。あえて硬めの炊き加減ってのも気が利いている。
さて、じっくり煮込まれたモツはプリッっと噛み切れる柔らかさ。運ばれてきたときは気になった獣臭も口に入ると自然と消えてしまう。モツの量も多く、しかも細切れのような小さいモツじゃなく大ぶりで食べ応えあるのがイイ。
他の具材はシンプルに人参とコンニャク、絹豆腐、そして生ニラのみ。もつ煮にニラって珍しいよね。ただその生ニラの香りとシャキ感がアクセントとなって、更にモツの旨さを引き立てる感じ。絹豆腐も煮崩れせずスープに絡んで美味い。が、熱い。
鉄鍋に入っているので、とにかく具材がずーっと熱いのよ。結局、食べ終わりまでずっと湯気が出ていたからね。
侮れないのが自家製の漬物。特に大根の漬かり具合が絶妙で美味い。やはり既製品とはパリッっと感も塩加減も全然違うわ。
さて、もつ煮と言えば唐辛子での味変。七味ではなく一味なんだね。このヒリリとした辛さが食欲を加速させる。からのオンザライス。濃厚スープを吸った米とモツが合わないワケがない。