事の発端は自宅近くのコンビニに小包を出すべく外出。
このとき、信号のない横断歩道の一時停止無視を取り締まっているであろうパトカーが路地裏に隠れていたので「相変わらず姑息なことやってんなー」とチラ見しつつ、パトカーの前を通り過ぎた。
・・・で、コンビニに小包を預けた後、自宅に戻るべく先程の路地を通るとまだパトカーが待機中。
まだ獲物が捕まらんのか。ご苦労なこっちゃ。とチラ見して通り過ぎた。
しばらく自宅に向かって歩いていると、先程のパトカーが自分の横に停まって警察官が降りてきて「何かお探しものですか?」と声をかけてきた。
ん?お探しもの?自分に言ってる?
もしかしてこれが噂に聞く職務質問なのか?とテンションが上り「別に探していませんし、自宅に帰るところです」と答えると、「どちらまで?」と聞くので「いや、もう家の前なのですけど」と30m先に見える自宅を指差す。
すると「申し訳ありませんが、身分の確認できる物とバッグとポケットの中身を確認させて下さい」と職質スタート。
小包を入れていた空っぽのエコバッグを見せ、ポケットの中にある財布とスマホを見せ、財布に入れてあった身分証明書(社員証)を渡すと無線で身分照会を掛けていたので、このタイミングで「どうして自分に職務質問をかけようと思ったのですか?」と聞いてみたら
「先程からパトカーをチラチラ見ていたので」との返答。
マジっすか。仮にパトカーを見て目を背けたりヤバイという顔つきをしたら怪しいけど、逆にチラチラ見すぎても怪しいと思われるのか。
確かにコンビニに行く前に1度、5分後に帰ってくる途中で1度、更には通り過ぎてから振り返ってもパトカー見ちゃったしな。
そこで「路地裏に隠れての取り締まりとか姑息だな~と思ってチラチラ見ちゃいましたよ。しかも自宅のすぐ目の前ですし」と話すと、お巡りさんは苦笑いしながら「お手間を取らせて申し訳ありませんでした」と一礼。
帰り際に「初めての職質が自宅のすぐ前という良いネタになりました。引き続き警ら頑張って下さい」と話して終了。
しかしまさか自分が職務質問を受けるとは思わなかったわ。
ただ思うに、隠れていた場所をチラチラ見ててパトカーの居場所を教えてしまった腹いせに職務質問をしたのか?という考えも否めず・・・って、警察官だってそんな暇なことはしなか。
でもこれに懲りて、路地裏に隠れて取り締まっているパトカーはチラ見する程度に抑えておこうっと。