【手間かかる】 金柑マーマレードを作ってみた

2017/01/28






再び会社で金柑を穫ってきたので今日は甘露煮ではなくマーマレードを作ってみた。

まずは金柑の汚れを落とすために水洗い。
そして今回は甘露煮のときと違って金柑の種を出し、更には縦に細かく刻んでいく。

金柑を横に輪切りにし、フォークや爪楊枝を使って地味に種を取る工程が意外と大変。
1つの金柑に4~5個ぐらい種があるが、米粒サイズにも満たない小さな種は取るのが手間なので
スルー。大きな種だけを取り出すのだけど、それでも大変なのだ。

種を出したら今度は縦に細く刻む。とにかくこの作業が一番めんどくさい。
しかも金柑から出る果汁のヌメリで細切りにしづらい。集中力が欠けて指を切らないようマジ注意。

ここまで終わったら後は煮込むだけ。
金柑の量が300gあったら水も同量の300ml入れる。500gなら500mlってこと。
思ったよりも水の量が多いかな?と思うけど最後はちゃんとトロミが付くので大丈夫。

水の状態から金柑を鍋に入れて中火で煮込む。
しばらくするとアクが大量に出るので地道に取りながら10分ほどコトコト。

続いて砂糖を入れるのだけど、この分量は金柑が300gであればその半分の150gを入れる。
500gだったら250gってことだね。ちょっと多いぐらいが甘くて旨いのだ。
なお注意する点として、最初から一気に砂糖をドバッっと入れず分量の半分(150gなら75g)を
入れて5分ぐらい中火で煮る。砂糖が入ることにより焦げ付きやすくなるため、放置せずに
定期的にかき混ぜておく。

砂糖が入るとトロミが付いてきて、なんとなくマーマーレードっぽさが出てくる。
5分煮込んだら更に残りの砂糖をかき混ぜながら入れて3分ほど煮込む。焦げ付き注意。

砂糖を加えたことによって沸々としたマグマのようなトロミが付いたら、仕上げに甘露煮と同じく
防腐効果を出すために酢を軽く一回し入れる。もちろんママレードに酢の味はしないので大丈夫。

最後に熱湯消毒をした瓶に入れて1日味を馴染ませたら完成!
甘露煮のときは食べた後に種を取り出すのが面倒なのと、2~3個で食べ飽きてしまったが、
マーマレードはパンに塗るのはもちろん、ヨーグルトに混ぜたりクッキー生地に入れての
金柑ママレードクッキーを作ったりとかなり重宝した。

種を取って細切りにするのが非常に手間だけど、手間がかかった分だけ美味しいね。











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