小さくて軽くて便利なんだけど、エレベーター下の吸盤が意外と強力で
微妙に三脚の位置を変えたい時にテーブルにくっついて煩わしい。
全高24cmはコタツの上の物を撮ろうと思った時に高さが足りず、
また最低地上高は18.5cmと微妙に高くてフィギュアを撮る時に苦労していた。
自由雲台に関してはPRO-MINI3はSBH-100BKとそれなりにしっかりした
雲台なのだが、PRO-MINI(無印)はあまりにもショボイオマケ雲台。
あと自分の胸に三脚の脚を当てて手ブレを軽減させる使い方もあるらしいが、
かなり高度なテクを要する。(よほど補正の強いカメラじゃないと厳しい)
それでもなんとか3年近く我慢して使ってきたが、ここに来て買い換えることにした。
まぁ忘れていた出張旅費が振り込まれていたという理由もあるが。
さて、今回ミニ三脚の候補として挙がったのがベルボンのULTRA MAXi mini3か
LUXi mini3のどちらか。他の三脚には目もくれずこの2点のみ。
写真でも分かるようにLUXiは一回り大きく、重く、そして値段も4,000円高い。
仮に外で使う場合、LUXi miniの全高MAX66.3mmの高さはライブビュー可能な
一眼カメラやコンデジのモニタならば中腰で見れるが、MAXi miniだと若干厳しい。
更にMAXiだとファインダーを直接覗いて使う場合はかなり厳しい。
ただ屋外に持って行って使うか?となると、わざわざmini三脚ではなく
普通使いのVelbon ULTRA MAXi Mを持っていくだろう。66.7cmは中途半端な高さだし。
テーブルフォト用として使うのであれば、全高44.7cmもあれば全然余裕だし
最低高も13.5cmとローアングルでも十分使えそう。
あと・・・やっぱりLUXiより4,000円安いのは大きいでしょ~
というワケでVelbon ULTRA MAXi mini3を購入。
色は黒。白モデルは映り込みしそうだもんね。
自由雲台がクイックシュー付きのQHD-33Qだったら良かったのに。
使ってみての感想。
やっぱり全高44.7cmは便利ってのと自由雲台がしっかりしていて使いやすい。
今までの飯フォトは下に台を置き無理して高い位置から撮影していたんだけど、
その煩わしさが無くなったことと、SLIK PRO-MINIと違って取り回ししやすい。
特に吸盤が台やテーブルにくっつかないのが良い。
あと脚を全段伸ばすと真上からの撮影も可能なのは嬉しい誤算。
改めてテーブル三脚はサッと出してサッっと仕舞える使い勝手の良さに尽きると感じた。