仕事の内容はさておき、渋川といえば「永井食堂」という秘密のケンミンSHOWで取材された
もつ煮で有名なお店があると言うので、仕事が一段落した昼過ぎに行ってみた。
三国街道(国道17号線)を北上し、現地に着いたのは13:30過ぎ。
人気のお店で待たされると聞いてはいたが、まさかここまで混雑しているとはビックリ。
ランチタイムを外した平日なのに大人気だね。我々を含め他県ナンバーの車が多い。
右側の白い看板のお店が食堂、ベージュ色の建物はお土産専門店になっていた。
そしてお土産だけを買いに来るお客さんも多かった。
ちなみに店内はカウンター席のみ。子供用の椅子とかは無いので子連れには厳しいかも。
他のお客のオーダーに聞き耳を立てていると、もつ煮定食半ライスの注文率が高い。
ただし遠目で見ても半ライスと普通ライスの違いが良く分からない。
すると威勢のよい女性店員が「半ライスは茶碗すり切り、普通は山盛りだよ」と他のお客に
説明してた。
なるほど・・・って、それでも見た目じゃ普通と半ライスの違いがよく分からんな。
更に半ライス=「平(たいら)」よりも少なめのレディースってのもあって、それはホントに
お茶碗の半分ぐらいで少なめの量だった。
待つこと30分。
座席が空いたと同時に店内から威勢のよい女性店員が「なんにしますー?」と聞いてきたので、
もつ煮定食(もつ大)を注文。お腹が空いていたのでライスも普通にした。
隣との間隔が狭いカウンターに座ると同時にもつ煮定食が運ばれてくる。なんたる早さ。
まさに吉野家、いや、それ以上に早いかも。
ところでご飯は普通にしたんだけど、半ライスとあまり量が変わらない??
ちょこっと盛りが多い程度だったら30円引きの半ライスでも良かったかも・・・
何はともあれ、付け合せの刻みネギを乗せて七味唐辛子を振って頂きます。
さて肝心のもつ煮について。
味付けはニンニクが効いた濃い目のコクある味噌仕立て。ゴマも入っているのかな?
もつ煮の汁ってドロドロしたイメージだったけれど、思ったよりもサラサラしていた。
そして染みたご飯が美味いのなんの。
具材はモツとコンニャクのみとシンプル。独特な臭みは皆無で柔らかく食べやすい。
この軽く噛み切れる柔らかさならば年配のお客が多いのも納得。
また大盛りだけあって、器一杯にモツ煮がゴロゴロ入っていて嬉しくなる。
この美味しさだもん、お土産だけ買いに来る人が多いのも分かるね。
オレも出張じゃなければお土産を買って帰りたかった。
熱燗と一緒に食べた後は余った汁にうどん、もしくはお米を入れて雑炊にして食べたかった。
(一応、通販もあるけど3個からなんだよね・・・)