【お上品に頂くお蕎麦でございます】 手打ち蕎麦 にのまえ@【水戸

2013/12/04

外食



高萩出張の翌日は水戸市内でお仕事。
お昼はサッパリ系が良いとリクエストがあったので食べログで検索。

口コミ数トップの「黄門そば」はデカ盛りのお店っぽいので、口コミ数が2番目で
常陸秋そばが食べれるという「手打ちそば にのまえ」に行くことにした。

店の看板の色があまり目立たないため、ちょっと分かりづらい。
駐車場は店の横に4台分あり。ただし順番は2・3・4・5となっているので注意。
なお、お店はコンクリートの建物の2階に位置する。

階段を登った突き当たりに白い暖簾が出ているのみ。

木製の扉が随分と和風を醸し出しているにも関わらず、店内はカウンターと小上がりのある
ちょっと小洒落た感じ。何故かBGMにラテン系の不思議な音楽が流れている。
またお店は夫婦で切り盛りしており、とても上品な雰囲気。ぶっちゃけ蕎麦屋っぽくない。

改めてメニューを見てみるとやっぱり蕎麦屋だったと実感。
「当店では秋に仕入れた水府、金砂郷産の常陸秋そばの玄蕎麦を保冷庫にて保存し、
自家製粉しております」と書いてある。新そばってワケじゃないのね。

店員さんにお勧めを聞いてみると、一番出るのは「鴨南蛮」と教えてもらったが
やはりシンプルに蕎麦を味わいたいので「もり(650円)」を大盛り(+250円)で注文。

改めて店内の様子を伺うとカウンター越しに何故かワイングラスが大量に置いてあったり、
レコード盤らしきが飾ってあったり、黒板メニューに「ロースハム・スモークサーモン」など
蕎麦屋らしかぬメニューが多い。
どっちかというと和風より洋風がやりたかったんじゃないのかね。


程なくして登場した「もり蕎麦の大盛り」
大盛りでこの量って事は普通盛りだとかなり物足りないかも。

めんつゆの量も薬味もひとつまみの少量ときている。上品だなぁ~

何も付けずプレーンの状態で蕎麦を食べてみると、これでもかと蕎麦の風味が鼻を通り抜ける。
シコシコと歯ごたえがしっかりしているんだけど、飲み込んだときに感じる喉ごしがたまらない。
この味わいは何とも言い表せない。間違いなく上質の蕎麦ってのが分かる。

次はめんつゆで食べる。
鰹だしが効いて美味いのだけど、蕎麦本来の味を楽しむため少しだけ付けた方が良い。
めんつゆ全体を浸して食べるのは勿体無いもんね。

しかし、いかんせん量が少なく物足りない。蕎麦が美味くてもっと食べたい欲求が強くなる。
大盛り900円ならば、あとちょっと量を多くして欲しかったかな。
まぁ量よりも質重視って事か。

食後に運ばれてくるそば湯はトロリと濃厚でこれまた美味く、
最後の最後まで蕎麦の味を楽しませてくれるお店だった。満足。











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