実家のネコが15年と11ヶ月で天寿をまっとうし、天国へと旅だったと母親から連絡があった。
かれこれ3ヶ月ぐらい前に体調を崩して食が細くなりガリガリのガリ子になってしまい、その1ヶ月後にはボケも始まって常にオムツ状態だったらしい。(写真は元気な頃)
ただボケてからは食欲も復活して元気にニャーニャーうるさいぐらい鳴いていたのだが、数日前から再び食が落ちて、殆ど眠て過ごす日々だったとのこと。
そして今朝は水を飲みに歩けないほど衰弱し、息遣いも普段と違った感じで母親が水を与えても飲まず、ずっと傍らで寝ていたのだが、いよいよかと差し迫った時に短く痙攣したかと思ったら、そのまま息も目も開けることが無くなったと説明してくれた。
思えば今から15年前の6月25日。
奥さんが友達からアメショーの子猫を貰ってきて、名付けの時に「6月25日に来たから6(む)2(に)5(こ)のムニコにしよう」と名付けたんだっけ。
むにこが来て1年後に娘が生まれ、娘の良き添い寝相手になってくれた。
一緒に頭の方向に寝れば良いのに、何故かいつも足側に寝てて顔を蹴られていたんだよな。
それから6年後。
現在のマンションに引っ越すにあたり、ペット不可となってしまったのでどうしようかと悩んでいたところ、実家で「むーたん飼いたい」と申し出があったんだよね。
実家に帰るたびに連れ帰っていたのでムニコも住むことには抵抗がなく、当時のアパートと違って一軒家なので広々と好き勝手に動き回れるのも良かったのかも。
娘は泣いて反対したけど、狭い室内で窮屈な思いをするよりも広いところで走り回った方が
むーたんも嬉しいだろうと納得させたんだよな。懐かしいぜ。
それから茂原の実家で約10年。
特に大病もせず、父親と母親からまさに猫っかわいがりしてもらっていたので、上から目線な発言だけど、実に良い生涯を送ったのだろうと思う。
最後に今まで撮ったむーたん写真の数枚をプリントアウト。
遺影というよりも、父親と母親と一緒に写っている写真や娘と息子が遊びに行った時に一緒に撮った写真、大好物のエビを食べたくておねだりしている写真などなど、色々な思い出の詰まった写真を実家に送付した。
しばらくは両親ともペットロスで辛い時間を過ごすだろうな・・・
近いうちにお線香を上げに実家に帰るとしよう。