そこで上司が「八千代市に行くならオススメのお店がある」と教えてくれたのが、
「コーヒーハウスたんま」という名の喫茶店。
喫茶店?お茶を飲みに行くというよりもお昼はガッツリ食べたいと答えると、
どうやらデカ盛りで有名なお店らしい。
話を聞くと全品がデカ盛りなワケではなくスパゲティのみがデカ盛りとのこと。
訪れたのはランチタイムを過ぎた午後1時。
閑静な住宅街の中に溶けこむような佇まいで、うっかりすると通り越してしまう。
(駐車場は道路を挟んだ場所に3台ほどあり)
店内の雰囲気は少し昭和な「いかにも喫茶店です」という感じ。
座席はテーブル席が5卓とカウンター席が5つ。平日の昼間なのでお客は少なめ。
・・・と思いきや、我々がテーブルに着いてから次々とお客が入ってきたので人気のお店なのだろう。
メニューはカバーの表面が膨らんでしまいちょっと見えづらい。
オススメはナポリスパゲティ(645円)と聞いていたので、それを注文。
他のメンバーはカレースパゲティとエビスパゲティを頼んでいた。
一応、日替わり定食は何かと聞いてみたらハンバーグ定食と言われる。
(たまたま他のお客が頼んでいたのを拝見したら重箱のようなお弁当箱に入っていた)
注文してからしばらくすると、小鉢に入った蕎麦とコーヒーゼリーが運ばれてきた。
何なんだろう??と訝しげに思っていると、どうやらサービスとのこと。
蕎麦とコーヒーゼリーの組み合わせって面白いな。味はともかく。
一般的なフォークと対比してみれば分かるのだけど、とにかく大きい。
横幅だけで優に30cmは超えているのではなかろうか?
味奈登庵の富士山盛りぐらいの量と同じぐらい?食べきれるのか心配になった。
(後から食べログを見てみたら麺は750gあるらしい)
麺の太さは1.8mmぐらい。よくあるナポリタンの太さだね。
ひとくち食べてみると、オレの思っていた昔なつかしのベタベタしたナポリタンではなく、
簡単にいえば普通のどこにでもある味。
個人的に喫茶店のナポリタンと言えば口の周りが真っ赤に染まるぐらいベタベタなものを
イメージしていたので、ちょっと拍子抜け。不味くはないけど大絶賛するほどでもない。
そして全体的に味が薄い。
卓上に調味料が置いてないので、何かをチョイ足しも出来ない。タバスコも無し。
750gもあるので最後は味に飽きてきてしまうのだ。
ちなみに他のメンバーが頼んだエビスパゲティはナポリタンの具にエビが入っただけのものだった。
またカレースパゲティはその名の通り上のカレーが乗ったもの。
店員さんに「イカスパゲティもナポリタンの中にイカが入ったものですか?」と聞くと、
イカスパゲティの場合は醤油ベースの和風仕立てにしたスパゲティにイカが入ったものと教えてもらう。
ついでに店員さんに「他のメニューもこんな大きな器に入った大盛りなんですか?カレーライスとか」と
聞いてみると、他のメニューは全て普通の大きさでスパゲティだけサービスで大盛りと言われる。
また行く機会があるとすれば、今度は味の濃さそうなミートソースか、
和風ベースのイカスパゲティを食べてみたいと思った。