STAND BY ME ドラえもん 感想

2014/08/23

アニメ



息子と新百合ヶ丘イオンシネマにて「スタンド・バイ・ミー ドラえもん」を観に行ってきた。
前日に劇場にて座席予約していたので、目の前が通路のど真ん中席を確保。
新百合ヶ丘イオンシネマのスクリーン1はL列がベストポジションなんだよね。

ところでSTAND BY ME ドラえもんは3Dと2Dのバージョンがあるのだけど、
息子と一緒なので見やすさを優先して2D版をチョイス。
(映画を見ていて3Dだったら楽しそうな場面はタケコプターで飛ぶシーンぐらいだった)


さて肝心の映画なのだけど、特に3DCG化する必要は無かったと最初は思っていたが
見ていると普通に慣れるってのと、3DCGがなせる細かい描写(ひみつ道具や
洗車されたドラえもんの頭の反射テカリ)などなどよく出来ていると感心してしまった。

映画の流れはドラえもん登場(未来の国からはるばると)から始まり、卵の中のしずかちゃん、
しずかちゃんさようなら、雪山のロマンス、のび太の結婚前夜、さようならドラえもん、
帰ってきたドラえもんという7つのストーリーを上手に繋いで1本の映画にしている。
よく考えたらしずかちゃん推しの映画なのだけど、特に話の流れでの違和感は無し。
ドラえもんの鼻に仕込まれたプログラムの後付設定も最後に活きると納得。

ただキャッチコピーが「ドラ泣き」だったので泣かせる気満々ってあざとさが見えてしまい、
内心身構えて鑑賞してしまったのが自分の中での残念ポイントだった。
しかし土手でのび太が「幸せだー」と喜んでタケコプターで飛び回っている時に
ドラえもんが今までの思い出を回想しながら涙するところにもらい泣き。あれはズルい。

実際にドラ泣きしている人って居るのか?と周りを軽く見回してみると小さな子供の方が
さようならドラえもんのシーンで号泣していた。恐らく我々大人は一度アニメ版か単行本で
見たことがあり話の流れを知っているので若干の耐性が付いているのだろう。
 しかし初見であろう小さな子供は声を上げての大号泣。
(ちなみに息子に泣けたか聞いてみると、一度アニメで見たことあるから泣けなかったと言っていた)

改めて「ドラ泣き」なんてキャッチコピーがガッカリだけど、それを抜きにしても夏休みに
家族やカップルで観に行く映画としては楽しめる作品だと思った。









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