昼食は水戸で有名と言われる「たらいうどん椛や」に行ってきた。
場所は水戸ICから車で5分ほど。
大通りから外れて民家の立ち並ぶ細道を通った先にお店がある。
いわゆる日本家屋の古民家のお店は風情があり周りにはモミジの木が植えてある。
紅葉のシーズンに来たら絶好の撮影スポットだ。絵になるであろう。
駐車場には県外ナンバーやレンタカーが目立つ。平日なのにも関わらず人気が伺える。
店内に入ると座敷の他にテーブル席も用意されている。
おそらく足の悪い人ようにと配慮されたのであろう。
2人用の縁側の席は実に風情があって良い。
客層は女性客とカップルの割合が高い。雰囲気的にデートコースにするのも頷ける。
席に案内されると同時にお茶とお茶受けのサツマイモのチップスが出される。
適度な薄さで食べやすい。お土産で売っていたら欲しかった。
上司や同僚はもみじやセットを注文していたが天ぷらを食べたい気分ではなかったので、
スタンダードな「たらいうどん大盛り(700円)」を冷やしで注文。
時間にして20分ほど待たされ、たらいうどんの登場。
(うどんなのにちょっと待たせすぎな感じも否めない)
店員さんいわく「今日は結婚式のお祝いがあったので赤いうどんが入っています」と言われる。
うどんで結婚式のお祝いとは洒落てるね。オメデタイ気分になる。
だしつゆは徳利に容れられて各自で注ぐ。手前の白色は冷やし用、奥は釜あげ用。
また卓上には薬味のネギと生姜が置いてある。
めんつゆを味見すると、かつお節とイリコで取った出汁の風味が効いていて実に美味い。
ちょっと甘めな感じもするけれど上品な甘さ。これは気に入った。
肝心のうどんは1本がかなり長い。そして太い。うどん自体は若干塩気がある。
コシもあって歯ごたえもバッチリ。それ故に1度では噛みきれない。
改めて見事なツヤツヤ。上司が「うどんが光ってる」と言ってたのも納得。
なお大盛りではあるが成人男性ならば比較的余裕で食べきれる量。
しかしうどんばかりだと途中で食べ飽きてくる。
そこで卓上にある生姜を入れて食べてみると味が変わってサッパリと美味い。
同様に小ネギも大量に追加する。
食べ終えての感想は大盛りならば余裕で完食。
ただし単品の「たらいうどん」のみを注文した場合に限る。
上司の頼んでいた「もみじやセット」は大きな天ぷらと豆腐が付いていて完食するのも
苦労していたもんな。あれで大盛りにしたら食べきれなかったんじゃないか?
たらいうどん椛やは再び紅葉のシーズンに来るのもアリだね。
水戸ICからも近いし雰囲気も良いのでデートコースにも良いと思った。