(例えば[z]のキーを押すと、何故か「zxc]と表示される)
そこで内部に入った水分を拭き取るため分解してみることにした。
しかしこのキーの汚れは5年間という時間が物語っているね。
ちなみにメーカーはTai-Haoというところで型番はF21-WE45というもの。
当時ドスパラで買った記憶がある(たぶん1,000円程度)
既に販売終了となっているが、テンキーが付いてサイズが40cm以内なので非常にコンパクト。
現在はテンキーが付いて40cm以内のキーボードってあまり見かけないんじゃないかな?
(調べたら同じTai-HaoというメーカーでF21-SK8が後継機っぽい)
さっそく分解清掃してみる。
とはいえ単に裏蓋にあるネジを数本外した後に鉄板を外す。
難しい工具は一切必要なし。プラスドライバーだけで分解可能。
鉄板を外すと内部は3枚構成になったメンブレン(膜)シートが入っている。
一番上と一番下が基板のパターンとなっており、真ん中が絶縁シート。
よく見ると絶縁シートには丸い穴が開いてて、キーボードが押されると通電する仕組み。
写真は水分を拭いた後なのだけど、上下のパターンシートの間に水が入り込んで
通電してしまい、キーが誤動作を起こしていたらしい。
ひとまず綺麗に拭き取った後はブロアで簡単に乾燥させる。
試しに上のパターンと下のパターンを指を使って通電させてみると文字が表示された。
実に単純な構造だな。ゆえに清掃も簡単。
また水が入り込んだとしても配線プリントが焼き切れることないだろう。
・・・ということで、単に水分を拭き乾燥させたら誤動作も無くなって普通に使えるようになった。
補足だけど、安価なメンブレン構造のキーボードだからと言ってキーのタッチが悪いとか
チャタリングが起きたりとかは5年間使ってきて一切無かった。
しかしお茶をこぼしたのがノートPCだったら最悪は壊れていただろうね。
そう考えると独立したキーボードのデスクトップPCで良かったわ~
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