リベンジと称して相模原S-1グランプリが終わった夕方に再び田代運動公園の河川敷に行ってきた。
前みたいに放流中で河川敷に降りれないと困るので、今回は自前に宮ヶ瀬ダムの情報を入手。
水量テレメータを見ると放流量は21tとだいぶ少なくなっている。
これでまた河川敷に降りれなかったら上大島キャンプ場に行こうと息子に話して出発。
現地に到着したのは夕方19時。
看板をみると「宮ヶ瀬ダム 放流中」と電光掲示板に表示されているが河川敷にはたくさんの
キャンパーの車が停まっていた。良かった。今日こそはキャンプできる。
河川敷に降りるスロープを下った先(トイレの近く)はキャンピングカー軍団が密集していて
入る余地が無し。反対側にちょうどデイキャンプを終えた車が帰るところだったので、
そこに入れさせてもらうことにした。
息子と2人だけなのでドッペルギャンガーのワンタッチテントを展開し、中にキャプテンスタッグの
アルミコンパクトベッドを2台入れて寝床を作成。
2つ入れると流石に狭いけれど、靴とミニアルミテーブルぐらいは入るスペースの空きはある。
田代運動公園は炊事場が無いので米を研いだり食器を洗ったりすることは出来ない。
ただ手を洗ったりする水は欲しいため、ダイソーで買った4リッター水タンクの水汲みに
トイレの洗面台で水を入れてきた。
心情的に飲料にするのは気が引けるので手洗い用の水にするのが無難だろう。
洗面台の深さが無いので水タンクに満タンに入らない。
そこでコップを持ってきて少しずつ注いて満タンにする。
前の上大島キャンプに行った時、ランタンを吊るすポールが無かったので今回はカメラの
三脚を使ってみることにしたら、これが大正解。
雲台のハンドル部分にランタンを引っ掛け、三脚の足を伸ばすロック機構のところには
ゴミ捨て用のビニール袋を引っ掛ける。カメラ三脚ランタンポールもどきは今後の定番になりそうだ。
今回は2人だけなので食材は最小限、また肉よりも海鮮系をメインとしたバーベキュー。
張り切って色々と買っても酒を飲むとオレはあんまり食べないんだよね。
息子もそんなに食べる方じゃないので、ちょっと少ないぐらいが調度良いのだ。
写真には載せていないけどホッケを炭火で焼いたら最高に旨い!と息子が大喜び。
今度はサンマとマグロのかまを炭火で焼いてあげよう。
ところで河川敷は宮ヶ瀬ダムの電光掲示板が煌々と点いているので実に明るい。
しかも22:30までは野球場のライトも点灯しているんだよね。
明るすぎて寝れないって人は河川敷の奥側に行ったほうが良いかも。
逆に真っ暗だと怖いという子連れには手前のほうがオススメかな。
キャンプ場ではなく野営場なので無秩序かと思ったけど、みんなマナーが良くて
夜中12時になったら殆どの人が静かになった。今日はモラルのある大人が多くて良かった。
空を見ると星がよく見える。天体望遠鏡を持って天体観測している人も居たっけ。
ただ星空撮影するほど暗くはない。観察するなら道志の方に行かなきゃダメかな。
朝になり周りの様子がよく見えるようになったので、周囲の探索に行ってきた。
よく見ると車と車の間を取って上手に各自がスペースを保っているのが分かる。
ウチのところもそうだったけど、ちょうど車が目隠しになるんだよね。
あと思ったのは、意外とソロでキャンプに来ている人が多いのが印象的だった。
ジョギングコースを歩いて行くと、手すりのところにテントのフライをかけて干しているのが見えた。なるほどねー。他の人はフライを車の上にかけて干していたな。
デイキャンプをする人より泊まっていくキャンパーが多いのだ。
そのため朝の8時に来ても好立地は確保できず、川沿いと土手沿いの間の真ん中スペースに
やむを得ずキャンプサイトを展開する人が続々と増えてきた。
だが一泊キャンプをした人たちはだいたい朝の10時過ぎには撤収するので、それぐらいの
時間になるとチラホラと好立地の空きスペースが出来る。
ちなみに我が家も10時頃に撤収準備をしていたら、空き待ちをしている車がスタンバっていた。
最後に田代運動公園の感想。
・デイキャンプをする人よりも一泊でキャンプをする人が多い。
・スロープを降りて正面のトイレ側はキャンピングカー軍団が占領している。
・石を組んで直火していた(特に直火禁止とは書いてなかった)
・地面が硬くてペグが打てないので大きめな石をタープの紐に結んで設営する。
・炊事場は無し。トイレに手洗い場があるだけ。
・夜中にトイレに行くと自動でトイレ内の電気が点く。トイレットペーパーは備え付け有り。
・洋式トイレは人感センサー付きではあるが、腕を動かしていないとすぐに電気が消える。
・22:30になると野球場のライトが消える。
・24時間ずっと宮ヶ瀬ダム電光掲示板は点いている(文字数が少なければ明るくない?)
・1人で来ているソロキャンパーが案外多いのが印象的。
それにしてもなかなか穴場のキャンプ場、いや、野営場ですっかり気に入ってしまった。
ソロキャンに来ている人も多いので、今度は1人で来てみるのもアリかも。