つい先日、娘がバイト先から帰ってくるなり「後ろのタイヤがパンクした」と報告があった。
単なる虫ゴムの劣化が原因じゃないか?と交換してみるも、空気を入れた時点で
シューという音が聞こえる。やっぱりパンクか・・・
そこで100均ダイソーで購入しておいたパンク修理セットを使って直すことにした。
パンク修理で使う道具は修理セットの他に10mmのレンチ、プラスチックハンマー、
あとは穴の場所を探すために水を張ったバケツが必要。たったこれだけ。
ちなみに修理セットは2種類あって、1つはプラスチックケースに入ったもの、
もう1つは赤いプラの棒みたいなのが入ったセットがある。初めて修理するのであれば
赤プラ棒が入ったセットを買っておく。
理由としてはこの赤プラ棒(タイヤレバー)がないとタイヤの外側を外す時に苦労するのだ。
っていうかコレがないと外せはするが、タイヤを元に戻せないんじゃないかな?
使い方は写真の通り。リムとチューブの間に平らな方を差し込みスポークで固定。
もう1本はヘリに添って滑らせていくとタイヤが外れる。次に10mmレンチでバルブを外しておく。
タイヤの外側が外れたらチューブを引っ張り出し空気を少しだけ入れてパンク箇所を調べるため
バケツの中に突っ込む。
パンクの箇所が見つかったら油性ペンで丸を書いておくと分かりやすい。
続いて穴の周辺(ゴムパッチの大きさぐらい)を付属のサンドペーパーで擦りザラザラにしておく。
こうすることでゴムパッチの乗りが良くなる。
ザラザラになった部分を適当に拭いたら、ザラ部分にゴムのりを薄く伸ばして2~3分放置。
銀色シートを剥がしたゴムパッチを穴の箇所に付けたら上からハンマーで叩いて圧着させる。
このとき貼ってあるビニールシートがひび割れるけど、これがしっかり圧着しているサインなのだ。
圧着したら丁寧にビニールシートだけを剥がす。
ついうっかり下のゴムパッチまで剥がさないように注意。ここで剥がれたら意味ないからね。
あとは先程の手順と逆でチューブをタイヤに戻すだけ。
ポイントというかコツとしては、ダイソーの修理セット説明書(8項目)にも書いてあるけど
チューブ全体をタイヤに入れたらリムにバルブを止め空気を少しだけ入れておく。
こうすることでタイヤが外側に押されてリムに入りやすくなるのだ。
ただ最後のタイヤ部分をリムに収めるときが一番苦労するかな?
テコの原理を使って一気に押し込む感じ。
タイヤレバーが折れてもイイやぐらいの勢いで力をかけると意外とすんなりハマるのだ。
・・・というワケで時間にして30分ほどでパンク修理が完了。
おそらく自転車屋に持って行ったら工賃込みで1,500円は取られるだろう。
一度でもパンク修理した経験があるのなら、やっぱり自分で直したほうがお得だよね。