そこでTOHOシネマズ海老名まで「この世界の片隅に」を観に行ってきた。
ちなみに毎週火曜日はシネマイレージディと称したシネマイレージカード会員限定ではあるが
1,400円で映画が観れる割引サービスを行っているのだ(と後から知った)
今回の上映はスクリーン9となり座席指定時にセンターが少し左にずれていることに気が付く。
この緑の線の入った中心はE-13もしくはF-13となる。
最後尾K列の16を確保。
なおシネマイレージカードを持っている場合は料金設定の箇所でシネマイレージを選択すると
割引料金が適用となる(支払いはカード払いではなく現金払いでもOK)
Screen9は座席数200とそんなに広くないので一番うしろの席でも画面は遠くなく、
また目線も少し下がったぐらいで見やすい。
あと前列との座席の高低差があるので例え前に人が座ったとしても、頭で見えづらいことも無し。
更には足元も広いので足を組んで観ることも可能だった。
さて、肝心の映画について「昭和20年、広島・呉」と書いてある時点で嫌な予感というか
主人公の旦那さんが出兵して戦争に巻き込まれて・・・という戦争映画の定番を想定していたが、
映画を観てみると少しドジっ娘ではあるが勤勉でたくましく生きる主人公達の日常生活をメインに
描いたある意味リアルな戦争映画なのだという印象を受けた。
少しネタバレするが、時間お構いなしに鳴る空襲警報を聞いて「もう飽きた」とうんざりしたり
憲兵に怒られても反省すること無く笑い飛ばしたり、玉音放送が終わった直後にとある民家で
韓国の国旗が掲げられたりと、よくある凄惨な戦争映画では見れない一面もあったりして。
そういえば主人公すずさんのCVが能年玲奈(のん)だったのだけど、冒頭に聞いた時は
棒声だと思ったが、しばらくすると不思議と慣れてくる。
・・・と言うか、主人公のどことなく憎めない性格と声のシンクロ率が400%越えていた。
改めてすずさんのCVにのんを選んだスタッフ(監督)は優秀だわ。
最後になるけど「この世界の片隅に」は泣ける映画では無いと聞いたが、変なところでツボに
ハマってついつい目頭が熱くなってしまったよ。
ぶっちゃけ、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)で放送してても違和感ない内容だね。
いやぁ~良い映画を観た。