場所が奥歯なので麻酔が効きにくいため、ひとまず虫歯の部分に抗生剤を塗り、
さらに飲み薬で抗生剤と痛み止めを処方され朝昼晩と飲んでから歯医者に行ってきた。
結論から言うと治療方法は「歯の神経を抜く」ということになった。
そもそも歯の根元はエナメル質と象牙質が薄くて神経に近く、歯を削ってみたら神経まで
虫歯菌が到達していた。
歯の痛みが何もしない状態で慢性的に起きていること、冷たい水を含んだ時に一瞬の痛みではなく
5秒以上ジーンと染みたり熱いものも染みていたこと、食べ物を噛んだ時にもズキッと痛むのは
神経が虫歯菌による細菌感染を及ぼしているため、神経を抜く必要があるのだそうだ。
神経を抜いちゃって大丈夫なのかと心配になったけど、既に虫歯菌が到達しているため
それ以外に方法は無いらしい。
細菌感染した神経が再び治ることはほぼ皆無だし、神経を抜かなければ更に汚染されて
最悪、歯の根っこに膿が溜まり骨が溶けることもありえるもんね。
・・・というワケで、歯の神経を抜いてきた。
工程としては最初に局部麻酔を注射。
その後に歯の側面を削って神経部分を露出させ、更に麻酔を追加。
ちょっとだけ染みるが、直ぐに麻酔が効いてきて痛みは皆無。
あとは神経を細い針金のようなものでゴリゴリと取る。
このとき歯科衛生士さんに針の番号を少しずつ大きくするよう支持していたので
おそらくサイズ変更しているのだろう。見えないからよく分からんけど。
最後に白い詰め物をして神経抜きの作業は終了。
思ったよりもアッサリ終わって拍子抜け。時間にして15分ぐらいなのかな?
ただ神経を抜いている最中はずっと口を開けっ放しなのと、やはり緊張して身体が固くなるため
終わった後はかなり疲れた。
神経のあった部分に強めの薬を入れているので1週間から10日後に再び通院することと、
抗生剤と鎮痛剤を1日分だけ処方されて終了。
ちなみに治療費は2,320円。神経を抜いたので5,000円ぐらい取られるかと思ったよ。
ところで麻酔が切れてきた1時間後ぐらいから歯がズキズキと痛み出してきた。
当然、歯の周りを削ったり神経を抜いたりしているので痛みが出るのは分かるけど、
なぜか上の歯が痛く感じちゃうだよね。これってホントに不思議だよ。
なにはともあれ、今夜は抗生剤と鎮痛剤を飲んでの様子見だね。