【液漏れ】 アルカリとマンガンの用途

2017/09/09

雑記






半年ぐらい前に電池交換した壁時計が再び動かなくなった。

かれこれ10年以上も使っているし寿命なのかと思いつつ、壁から外して内部ユニット(ムーブメント)を見ると
電池の液漏れによる端子サビで動かなくなったっぽい。

でもさぁ?僅か半年ぐらいで液漏れするものなのかねぇ?
そもそも乾電池の液漏れってある意味レアケースじゃないの?と調べると、アルカリは大電流を使用する機器、
例えばモーターとか懐中電灯など連続使用機器に向いており、マンガンはリモコンや壁時計など微弱電力の
「一度ボタンを押したらしばらく放置」いわゆるリモコン機器に向いているらしい。

実は今まで「どうせ買うならマンガンよりもアルカリだろ」とあまり深く考えずに使っていたよ。
イメージ的にアルカリの方がパワーがあってカッコイイじゃん?

しかし今回みたいに微弱電力で動く壁時計にアルカリを入れると過放電で液漏れするんだね。
てっきり「5本入り中途半端なエネループもどきのダイソー安物電池だから液漏れしたんじゃね?」と勘ぐったよ。
確かに壁時計のムーブメントに「必ずマンガン電池をご使用下さい」と書いてあったわ。
なるほど、こういう理由だったのね~知らんかった。

ひとまず腐食した端子部分をドライバーで擦ったあとにマンガン電池を入れると、また動き出してくれた。
ちなみにこのマンガン電池もダイソーで買ったのだけど、売り場は殆どがアルカリでマンガンは
下の方の隅っこに置いてあったな。
これじゃアルカリとマンガンの用途を知らない人はアルカリを買っちゃうわな~










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