近いうちにオイル交換しようと思いつつも面倒で全然やる気が起きず、なんだかんだと放置したまま
現在の走行距離が16,230kmを越えてしまった。
一般的に原付(4stスクーター)の場合は半年もしくは3,000km毎に交換とあるが、2014年の7月に上司から
走行距離14,233kmの状態で譲り受けるも2018年の4年間で一度もオイル交換なし。
普通に考えてオイルの粘度は間違いなく劣化しているであろう。
大事な通勤の足であるスペイシーがオイル交換を面倒くさがったためにエンジンブローしたら困るので、
昼休みに会社の近くのカインズホームまでオイルとオイル処理剤(廃油処理箱)を買いに行ってきた。
ホンダ純正のウルトラG1が売り切れのため、カインズオリジナルであろう「モーターオイルスタンダード1L
SN 5W-30(698円)」を購入。ちなみにグレードはG1がSLでカインズのはSNと、ちょっとだけ良いっぽい。
あとは4.5L用のオイル処理箱(198円)を一緒に買う。
2つ買っても1,000円以下だしショップに任せるより自分でやった方が断然お得だよね。
用意する道具はオイルに廃棄箱、そしてレンチ(ボルトはドレン・ストレーナー共に17mm)
オイル交換のやり方だけど、まず適当に1kmぐらい走ってエンジンを暖める。
理由はオイルが暖まっていた方がサラサラになってスムーズに抜けやすいんだとか。
次にオイルを抜くドレンボルトを外す。
スペイシー100(JF13)の場合はエンジンの真下ではなく右側(アクセルのある方)に付いている。
このとき廃油箱の中に一緒に落とさないように注意。まぁ落としても手が汚れるだけだけどさ。
ワッシャーは再利用した。しばらく走ってオイルが滲んでいるようなら交換すれば良いだろう。
流石に4年間も無交換だったのでオイルの色は真っ黒。まるで墨だな。
真横にドレンボルトが付いているため車体を斜めにして絞り出す。うっかり倒さないように。
ただし車種によってはオイルストレーナー(オイルフィルターの代わり)の付いているものもあり、
スペイシーも装着してある。よってオイル交換の際にはこちらの清掃も行う。
ストレーナーはオイルドレンボルトのちょうど反対側に位置する。
既にオイルを抜いているので大量にオイルが出る事は無いが、万が一のため下に処理箱をセット。
外すと中からバネと茶こしのようなメッシュ網が出てくるのでパーツクリーナー等を使って簡単に清掃。
再び取り付けるときはバネ圧(テンション)があるので押し込みながら回すと良い。
さて、オイルを入れる時だけど、オイルジョッキなんて持っていないから目検討で入れる。
このときスペイシーのオイル量は700cc(0.7L)とあるのでプラコップを利用。
まずコップを用意してオイル缶からコップに注ぐ。
このときダイソーのプラカップは225ccとあるが縁から1cmぐらいのところで約180ccだったので印を付ける。
印まで入れたら缶の残量は820cc。抜いたオイルは再利用する事が無いので先ほどのオイル廃棄箱に捨てる。
続いてコップを斜めに傾けて上の縁と底の縁が水平になるまで注げばちょうど半分の約100cc。
おそらくオイル缶の中は700ccぐらいでしょ。
ただこのときにコップのオイルは捨てず、もしも足りなかった場合を考えて取っておく。
入れすぎると抜くのは大変だけど、追加で入れるのは簡単だからね。
あとは蛇腹(ジャバラ)ホースを使ってオイルを入れるだけ。
このホースはオイルを売ってるコーナーに無料で置いてあるので忘れずに貰っておくこと。
最後にオイルレベルゲージをチェックして下限と上限の間ぐらいにあれば完了。
少し走ってオイル漏れチェックしたけど問題なし。カインズ製のオイルだからといって調子が悪くなったとか
遅くなったとかは全く無いね。むしろなんとなく軽くなった気がするよ。
・・・まぁよくあるプラシーボ効果だけどさ。