【便利に偽りなし】VTR250のブレーキフルード交換

2019/07/23







VTR250のブレーキフルード液を交換した。

よくある定番な方法だとキャリパーのブリーダー穴にゴムチューブ(内径4φ)を取り付けて
「ブレーキ握る」→「ブリーダー開け」→「フルード排出」→「ブリーダー締め」→「ブレーキゆっくり離す」の繰り返し作業になるのだけど、これが意外と手間。場合によってはエアを噛む場合もある。

そこで注射器の出番!

なんて書いているけど、Amazonでフルード液とのセット販売見るまではホームセンターでフルードとホースを買って従来の方法で作業をしようと思っていたんだよね。

購入したのは「アクティブ(ACTIVE) エア抜キポンプ (チューブ付)+ブレーキフルードセット」というもの。


おすすめセット1と2があるけど、フルード液はカストロールでは無くホンダ純正で十分。

エア抜きポンプの容量は35mlでチューブの長さは15cm。
ロングチューブ(1m)もあるが実際に使ってみると15cmでも十分。むしろ長すぎると取り回しが大変かも。

何はともあれリザーバータンクを開ける。
劣化しすぎて真っ茶色。タンクの底が全く見えない状態。
250ccの場合は車検が無いからフルード等の経年劣化は自分で目視確認しないとダメなんだよね。

さてエア抜きポンプの使い方だけど、今更説明する必要はないと思うので参考までに。
ブリーダー穴にチューブをセットしたら「ブリーダー開ける」→「ポンプで吸う」→「ブリーダー締める」→→「ポンプに溜まった古いフルード捨てる」→ブリーダーにチューブを再セットして繰り返し。これだけ。
当然フルードを吸っているので新しいフルードをリザーバーに適宜足していく。
ここで欲張ってフルード吸いすぎて足すのを忘れると思い切りエアを吸い込んでしまうので要注意。

気になったのはポンプで吸っているときにホース内に微妙に細かいエアを噛んでいたんだよね。
ブリーダーを緩めすぎて隙間から吸っていたのだろうか?
ただ負圧になっているのでエアがキャリパー内に逆流することなく無事にフルード交換は出来た。
時間にして僅か20分。手際が良ければもっと短い時間で交換が可能。
まさに「これ凄く便利」と書かれたキャッチコピーに偽りなし。

古いフルードを全て抜き新しいフルード液となったら終了。
今までリザーバータンクの底が見えなかったけど、今度は綺麗に見えるようになった。

ちなみに「新しくしたらブレーキのタッチは変わったか?」と聞かれたら、答えは「わからん」のだけど、劣化した状態よりは気分的にも良いし、万が一ベーパーロック現象なんて起きたら目も当てられないので先ほども書いたけど車検のない250ccバイクは定期的に交換した方が安全だよね。












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