正確に言うと港ではなく「東伊豆町役場庁舎駐車場」が会場となる。
朝市は屋内で開催しているので雨が降っても問題なし。
駐車場について、車の場合は会場前にバイクは直売所「こらっしぇ」の前に駐める感じかな?(外観を見ると2Fが駐車場になっているが「庁用車専用」と書いてあった)
会場内は時期的なものもあるが、想像していたよりも店舗は少なかった。
もっとガヤガヤと人が多くて賑やかかと思いきや、それほど混雑もしておらず。
ちなみに訪れた時間は9時頃。もしかしたら混雑のピークを過ぎていたのかも。
ひとまず稲取港の朝市と言えば「キンメの釜飯(700円)」と「あら汁(無料)」ってことで最初に釜飯ブースに向かう。
店員に声をかけると「すぐに食べれますよ」と既に出来たものを渡してきたので「軽く朝市の様子を見て回りたいので炊いている途中のを下さい」と伝える。
実は渡してきたのが炊きたてではなくて、既に冷めていたっぽかったんだよね。どうせなら熱々のを食べたいじゃん。
・・・というワケで固形燃料に点火したばかりの釜飯を購入。店員曰く「20分ほどで火が消えたら食べれます」と教えてもらう。蒸らしタイムは要らないのかね?自分は火が消えて5分ほど蒸らしてから食べたけど。
ついでにおかずとして真アジの干物とも考えたけど、見ると真っ黒。
さて、炊き上がった釜飯はこんな感じ。量的にはお椀2杯分ぐらいかな?具材は金目鯛、えのき、ゴボウの3種のみ。想像以上に鯛が入っていてビックリ。
鯛の出汁が利いてるってのはあまり分からなかったけど、炊きたてというのと雰囲気補正で旨く感じる。
個人的に良かったは具だくさんのあら汁。これが無料ってのは太っ腹サービスだよ。むしろ釜飯よりもこっちの方が気に入った。おにぎり持参であら汁を飲むのもあり。
しかし観光地にありがちな各店舗の客引きも無く、商品をじっくりと見れるのは良かったな。
そういえば稲取名物「げんなり寿司」とあったので「このピンクのは桜でんぶですか?」と聞くと「鯛のそぼろを食紅で色付けたものだよ」と教えてもらう。白いのは色を付けてないとのこと。
更にはなんで「げんなり」なのかを聞くと「食べるとお腹が一杯になりすぎてげんなりするからげんなり寿司。昔はコレよりももっと大きいサイズだった」とも教えてもらった。
食べてげんなりってどういうこっちゃ?まぁ不味くてげんなりじゃなくて良かったけどさ。
帰り際にお土産として生ワサビを購入。値段を見るとスーパーで売っているよりも断然安い。
ちなみにワサビは下の方から擦る(下ろす)のではなく、上の茎側からおろすと辛みは弱めだけど香りが良くて美味しいと教えてもらう。また皮は剥かずに軽く洗うだけで良いとも知る。へー
正直、キンメダイの釜飯だけを目当てにわざわざ稲取まで行くのはちょっと考えてしまうが、近くに無料の足湯や入浴料5~600円の安い露天風呂などがあるので、温泉巡り込みで行くのが良いかもね。
個人的に気になっている「舟戸の番屋」はいつか行ってみたいスポットだったり。