昔はキンモクセイと言えば芳香剤や公衆トイレの近くで香る花ってイメージだったが、この歳になるとノスタルジックというかセンチメンタルな感情が湧き出てくる。
とは言え、未だに実家が千葉県の勝浦にあった時の汲み取り(ぼっとん)式トイレを思い出すよ。
毎月1度バキュームカーが清掃で回ってくる日は祖父が風呂場から長いホースを引っ張ってきて汲み取りしている上から水で洗い流す作業を興味津々で見てたんだよな。特に何があるってワケじゃないけど、なんか見てるのが楽しかった記憶がある。
多分、殆どその作業を見ていたから汲み取りがあったのは土曜日の午後だったのかな?
土曜日と言えば学校が終わって家に帰ると「女の60分」ってバラエティー番組を見ながら昼飯を食って、その後は夕方まで再び学校に行って友達と水風船を投げ合う戦争ごっこをし晩飯を食ったら速攻で風呂に入ってドリフ(8時だよ全員集合)待機。
祖母の機嫌が良い時はドリフの始まる10分前に「スプライト買っといで」と近所の駄菓子屋まで緑瓶のスプライトを買いに行って飲みながらドリフを見て就寝ってパターンだったんだよな。懐かしいぜ~
他にも小学生時代を色々と思い出させるキンモクセイの香り、なかなか侮れんな。