地元漁師の営む店「漁火亭」に行ってきた
場所は京急の三浦海岸駅から徒歩6分。ちょうど三浦海岸に突き当たる交差点の角っこにあるのだけど、ここに店があると言われなければ殆ど気が付かない、まさにステルス状態のお店。唯一、目立つのは暖簾代わりのTシャツ。
店に駐車場は完備されておらず、店の前の駐車は御法度(駐禁を切られるとの情報もあり)
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注文したのは「刺身定食(950円)」
刺身はマグロを始め、真鯛、金目鯛、ハナダイ(チダイ)、イナダ、イカ、コハダの7種類。マグロとイカは朝獲れでは無いと思うけど、あとはおそらく早朝から漁に行って獲ってきたモノだろう。しかしハナダイの姿作りに他の刺身を乗せての提供は見栄えが良いよね。
さて肝心の刺身だけど、キンメの刺身ってもしかしたら初めて食べたかも。脂はしっかり乗ってクセなく後味サッパリねっとり。湯引きされたハナダイは淡泊な味わいだけど皮目がほんのり甘くて美味い。さすがは「鯛」と名が付くだけのことはある。
イナダはコリコリ食感でちょっとした生臭さというか独特な臭みあり。おそらく1日経てば身も柔らかく匂いもある程度は抑えられたのだろうけど、朝獲りが売りのお店でそれは野暮ってもんか。
しかし季節に合わせた新鮮な地魚を姿作りと併せての提供で950円は安いよね。さっきも書いたけど観光地でありながら値段は安価。ただ外観がシンプルすぎて全く目立たないため、まさに知っている人は知っている穴場の名店と言っても過言では無いはず。