正直な感想を言うと、吹き替えよりも字幕のほうが個人的には良かったな。
確かに声優陣は豪華。マーヴェリック役も前作(塚本高史)と違って渋みのある森川智之、ハングマンのニヒルな感じが良く合っていた中村悠一、ボブは武内Pの無駄遣い、ルースターの宮野真守はちょっと声が軽すぎて字幕版との違和感あり。
なにより吹き替えのセリフが字幕と違いすぎ。
翻訳は字幕が戸田奈津子で吹替が李静華。なんというか言い回しが違うんだよな~。特にラストのルースターのセリフ。宮野真守の軽い声ってのもあるけど、全く涙腺崩壊しなかったわ。字幕のセリフだとジーンと来たのに、吹替だとサラッっと流された感が強くて不完全燃焼。
一緒に観に行った息子に「最後って泣けた?」と聞いたら「いや別に?」との答え。前作トップガンを観たことがないというのなら分かるけど、今日、映画を観に行く午前中に前作を見返して復習していたにも関わらず感動はなし。場内でも字幕のときは涙を拭っていたり、鼻をすする音が聞こえたのに、吹替ではそんな様子は全く見られなかった。
まぁ息子的には「すげー面白かった!カッコ良かった!」と興奮していたので良しとするか。でもまた観るなら字幕版がオススメと伝えておいたわ。