【山海宴】_千葉中央|酢豚の概念を覆す。ナイフとフォークで食べる1本酢豚

2022/06/19

外食



中国酒家「山海宴(さんかいえん)」に行ってきた



場所はJR千葉からだと徒歩10分、京成千葉中央(東口)からだと徒歩2分。駿河屋の隣と言えば分かりやすいかも。お店は地下にあって居酒屋の居抜きっぽい感じ。故に靴を脱いで入るスタイル。関係ないけど靴箱の画像はDJI Action2の動画を切り出した写真。これぐらい光があっても手ブレしてて画質が悪いんだよな。やはりAction2は屋内の動画撮影には全く向かないよね。

店内は半個室タイプの掘りごたつ席が主流。


他にも宴会ができる大広間や個室などもあるらしい。1人で訪れても気兼ねなく食事ができるのは良いね。

メニュー





主なランチメニューは定食系。その他に麺類やチャーハン、丼モノなど。ただお店がメインとしているのは120分の食べ飲み放題なのかな?

注文したのは「黒酢仕立ての1本酢豚(1,000円)」



1本酢豚と言うネーミングだけあって、バラ肉ブロックのまま調理した酢豚をナイフとフォークで食べる、強烈なインパクトの酢豚である。酢豚と言われなければフランス料理っぽいよね。

厚みは約5cmと高く、長さは皿に添えられたナイフやフォークより長いので20cmぐらいあるんじゃないかな?とにかくデカい。
付け合せはシンプルにプチトマトとブロッコリーのみ。まさしく酢豚がメイン。



表面しっかり焼かれてカリッ。もちろん上側だけでなく下側も焼き目が入っている。ここが少し硬いのでナイフじゃないと切れないのね。ただこのパリともカリとも言える食感の焼き目は揚げ焼きしてあるのかも。



中はホロホロっと解れる繊維質な肉。モキュモキュとした歯応えでしっとり柔らかい。切り分けた部位にもよるけど脂身も少なく個人的には好み。

また絡んだ黒酢の餡は、グッとくる強めな酸味の後に独特な甘さとコク深さが感じられて、後味まろやか。もしかしたら鎮江香酢を使っているのかな?日本で売っているミツカンの純玄米黒酢とは明らかに味が違うのだけは分かる。そして照り具合から全体的にこってり濃厚に見えるが、意外とサッパリしている。


途中、ナイフではなく箸でも切れるか試したが、やっぱりダメ。焼き目が切れずに内側の柔らかい肉が潰れるだけだと知った。やはり無難にナイフで切るのを推奨だね。

ご飯は大盛りが無料。これまた黒酢餡の染みたご飯が美味いんだわ。結構な量が入っているも酢豚をオンザすると、ついつい食べ進んでしまう。



ただ1本酢豚もかなりボリュームがあるので成人男性であれば大盛りオススメだけど、少食な方は普通盛りでも十分にお腹いっぱいになるかな。

その他にサラダと味噌汁あり。



サラダはともかくスープが味噌汁ってのは面白いね。おもわずレンゲを使って飲んじゃったよ。味はまぁ普通なので特筆することはなし。強いて言えば、サラダの上に乗った揚げカリカリのワンポイントは良かった。

その鮮烈なビジュアルとボリュームで酢豚の概念を覆しつつ、まろやかな黒酢の味わい、まさに千葉中央の隠れた名物とも思える1本酢豚でした。

山海宴の一本酢豚の様子はyoutubeにて詳しく紹介しています







QooQ