【茨城県常陸太田市】_『登喜和家』|蕎麦と汁の良さが主張し合う

2022/07/19

外食



手打ちそば処「登喜和家」に行ってきた



場所は茨城県常陸太田市高柿町343。
平日にも関わらず店内は殆ど満席状態だったので外待ちかと思いきや、隣にも建物があって2階の座敷も使えるとのこと。




個室エアコン完備なので、座敷にしてもらえて良かったよ。


メニュー







完全手打ちの常陸秋そばを使っているとのことだけど、今は秋じゃないので夏そばか?と思ったら、「常陸秋そば」という品種なのね。てっきり秋に採れる蕎麦だと勘違いしていたよ。それと蕎麦は細麺と太麺が選べるとのこと。店員さんに聞くと、よく出るのは太麺と教えて貰う。そして蕎麦以外にもモツ煮やカレーなどの各種定食あり。

注文したのは「つけけんちん大盛り(1,000円)」




割り箸ほどある太麺は小さなホシが薄らと見えて、ほのかに蕎麦の香りも感じられる。深めの丼に入ったけんちん汁はとにかく具だくさんで熱々。

ひとまず蕎麦をそのまま食べると、ややザラつきある食感ではあるも弾力あるコシと歯応え。ツルツルと啜って食べるというよりかモシャモシャと咀嚼する感じ。




醤油ベースの汁は一見すると濃そうな味付けっぽいが、実際は出汁の旨みとコク、やや多めな油の滑らかさと甘さが相まって非常に飲みやすい。もちろん喉が渇くしょっぱさもなし。
煮込まれた根菜にはじっくりと味が染み入っており、大根は柔らかく茄子はトロトロ。それがまた大量に入っているんだよね。

さっそく汁に蕎麦をつけるも、思ったより味が馴染まずに蕎麦の方が勝ってしまう。どちらも味が主張し合ってお互いの良さがスポイルされちゃうのかな。


つけ汁に少し長く浸けておくと味が染み込んで美味しくなると分かった。

ところでネギが添えてあったことを思い出し投入。ネギ独特の爽やかな辛みが甘しょっぱな汁のアクセントとなってよく合う。



続いて七味唐辛子をパッパ。一味と違って辛さがマイルドなので汁や根菜の旨みを損ねること無く全体の味を引き締めてくれるのがイイ。

しかしさすがに大盛りだけあって蕎麦もけんちん汁も量が多い。最初は「蕎麦の量が少ないか?」と思ったが、太麺ゆえに咀嚼する回数も多く、また根菜(主に大根)も器にたっぷりなので、かなりお腹が一杯になってしまった。

そういえば「つけけんちん」であっても、言えばそば湯を提供してくれました。


ただ個人的にはそのまま飲むよりも、そばつゆで割って飲む方が好きかな。

「登喜和家」の様子はyoutubeにて紹介しています








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