インド料理の店「タージビリアニハウス(TAJ BIRYANI HOUSE)」に行ってきた
- indian restaurant in zama city, kanagawa Japan -
場所は小田急相模原駅から徒歩15分。相武台前からも15分。両駅の中間あたりに位置。なお近くにダイエー相武台店があり駐車場が無料なので、買物ついでに寄るのもあり(神奈川県座間市相模が丘1-40-4)
店内は4名テーブル席が4組のみ。BGMなど一切なし。液晶テレビもオフ。
聞こえるのはキッチンからの調理の音のみ。もちろん店員同士の私語もない静かな空間。この異国に居るようなアウェイ感もまた一興。
ところで店名は外看板に書いてあった「タージブリアニハウス」と思っていたが、貰った名刺には「タージビリアニハウス」と書いてあった。
「タージビリアニハウス(TAJ BIRYANI HOUSE)」のメニュー
ランチメニューは日本語表記だけど、ホワイトボードのメニューは英語表記となっていおり、文字だけで写真が載っていないため料理の想像が付かない。ただ隣に写真付きもあるし、店員さんはある程度の日本語が通じるので、ホワイトボードメニューの内容を聞けば教えてくれる。
注文したのは「マトンビリヤニセット(1,000円)MUTTON BIRYANI」
大皿にたっぷり山盛りとなったビリヤニの他にサラダとスープみたいなのが付いてくる。
骨の付いた大きなマトンは1個のみで残りは骨なしの小ぶり。マトン独特の獣臭は皆無で辛さも控えめ。しっかりした歯応えがあって美味い。
パラパラとした軽い食感のバスマティ米は適度なスパイス感があるも、そんなに辛くないもんだな?と思って食べていたが、あとからピリピリと辛さが効いてくる。ヒーッという辛さではなく穏やかに辛さが口の中に広がってきて「あ、やっぱり辛いわ」となる。だけど不思議と辛さはずっと残らずフワッっと消えていく。
スパイスと言えば葉っぱと木の棒が入っており、葉っぱはともかく、木の棒がマトンの色に似ているので間違えて食べないように注意だね。
また最初はライスの量が多いか?と思ったが、油っこくないので飽きもせずにスルスルと食べれてしまった。この程よいスパイスの刺激が食欲を増しているのだろう。なんというか今まで食べたことの無い独特な香りと味と刺激なんだよね。「ビリヤニハウス」と店名になるだけあって、このビリヤニはクセになるし美味いわ。
サラダはインド料理の店の定番オレンジ色ドレッシングではなく、普通のフレンチドレッシングだった。千切りキャベツに緑の葉っぱと実にシンプル。
そう言えば緑のスープをビリヤニの上にかけて食べろと言ってたっけ・・・と思い出し、一口スープを飲んでみると、爽やかな後味のヨーグルトだった。そして後からそのスープの名前は「ライタ」というものだと知る。緑はキュウリベースなのかな?
さっそくライタを軽くかけて食べてみると、ヨーグルトの味が辛さを中和してじんわりと辛くなった口の中をリセットしてくれる。全体にバシャーっとかけるとスパイス感が無くなるので少量ずつが良いのね。スパイシーなのも良いけどマイルドな味わいのビリヤニも美味いな。
続いて卓上にあった謎のスパイス。辛さはない。なんとなくオールスパイスっぽいけど、ホントなんだろ?若干の塩気はあるもビリヤニ本来の味を邪魔しないモノだった。
食事中にドリンクを聞かれたのでラッシーをお願いする。というかドリンク付きだったのか。ホワイトボードメニューには書いてなかったけど、ビリヤニセットの写真にはドリンクが載っていたのね。そしてこれがまたドロリ濃厚で美味い。氷が少なめってのもイイ。
無難に写真付きのカレーランチを注文するのもありだけど、個人的にはホワイトボードに書いてある料理、例えば「NIHARI(ニハリ)=煮込み料理」とか頼むのも面白いかな?と思った。