チャイニーズレストラン「古久家(長後店)」に行ってきた
場所は小田急長後駅(東口)から徒歩30秒(神奈川県藤沢市長後669-4)
店内はカウンター席の他に2名テーブル席や円卓などあり。ランチタイムを外した時間帯でも常に賑わっている盛況っぷり。
基本的に1名客はカウンターに案内されるが、コロナ対策により1席飛びの間引き席となっていた。なお1名客同士を広い円卓に相席させることは無し。
「古久家(長後店)」のメニュー
基本的なメニューは5つある各店舗とも同じなのだけど、中華定食基本セットがランチタイム(11~15時)で選べるのは長後店のみとなっていた。日替わり中華セットとは書いてあるけど、実際は8種類ある料理の中から好きなものをチョイスできる。
注文したのは「日替わり中華セット餃子付きの油淋鶏(1,180円)」
たっぷりネギが山盛りになった油淋鶏は、やや酸味が強めの甘酸っぱいタレが下に敷いてあり、カリッカリに揚がった衣の食感を活かしている。モモ肉はしっとり柔らか。
そしてこのタレの甘じょっぱ加減とネギのシャクシャクした食感が実にご飯に合うのだ。いわゆるネギ飯。しかもご飯はお替り無料となっている。店員さん曰く人によって3~4杯食べる方も居るのだとか。確かにこのネギタレはご飯に合うので分かる気がする。
もっちりした皮の餃子は焼き目サックリ。野菜メインで食感コリコリ。プレーンで食べると野菜の甘味と控えめにニンニクが効いているのが分かる。しかしコリコリ・ポリポリする食感は何だろう?この歯応えが妙に美味いんだよね。
それが100円増しで4個付いてくるのはお得だよ。基本、野菜が多めなのであっさり淡白ではあるも、ついパクパクと食べれてしまうね。
ラーメンではなくスープ麺。なかなかに器のサイズは大きい。メインはスープなので麺量は半玉ぐらい。トッピングはシンプルにモヤシとニラと人参。スープの味は鶏ガラ醤油で非常にサッパリというか出汁感は弱め薄めの味付け。
中太ストレート麺は柔らかめの茹で具合で独特なムッチリ感と滑らかさがありスープに馴染む。これが藤沢市民ソウルフードの味なのね。スープの優しい味に刺激を求めて胡椒をパッパ。味が引き締まって更に飲みやすくなったよ。
デザートは杏仁豆腐が付くのだけど、ここで気になっていた「ミニソフト」を追加で注文。1個90円の安さってもあるけど、かなりの人が食後に食べていたんだよね。
そのミニソフトなのだけど、これまた味が濃くて美味いんだわ。少なくとも乳脂肪分は8%を越えていると思う。それぐらい濃厚ねっとり口溶け滑らか。確かに食後に頼む人が多いのも納得だよ。いやホントこれは追加注文して大正解だったな。
ところで訪れたお店は「古久家」なのだけど、藤沢駅前には「味の古久家」という店舗があるんだよね。名前が一緒なのに公式HPは別なので実は別系統の店なのか?と思ったけど、やはり同グループ系列なのね。ただ有名と言うか本家っぽいのは「味の古久家」の方みたい。