インド・ネパール料理の店「サティー(sathi)」に行ってきた
- indian restaurant in fujisawa city, kanagawa Japan -
場所は小田急(相鉄)湘南台駅の東口(H出口)から徒歩3分(神奈川県藤沢市湘南台1-9-13)
店内はテーブル席のみでBGMは無く、TVから流れるショッピングチャンネルの音声のみ。
「サティー(sathi)」のメニュー
ランチメニューはシンプルランチ、セット系、そして食べ放題ランチバイキングとなる。バイキングの内容は店頭にある看板に記載されており、また、平日と土日祝日は若干内容が違う。そう言えばナン食べ放題のお店は多々あるも、インドカレーが食べ放題の店ってあまり見かけないよね。
注文したのは「ランチバイキング(1,050円)」
本日(土曜日)のカレーは「キーマ」「野菜」「豆」の3種。その他に「チキンティッカ」「パパド」「サラダ」が並ぶ。なお、ライスはインディカと普通の白米のハーフ。
容器に入ったカレーは温度がちょっと低め。そう言えばインドカレーで熱々って無いかも。よく考えたらインドカレーは手で食べるので、熱々だと掴めないからだと理解。
じっくり煮込まれたキーマカレーは挽肉たっぷりで舌触りが滑らか。
野菜カレーはその名の通り野菜ゴロゴロでねっとり柔らかい。ほんのりスパイスの粒らしきも入っているけど、野菜の旨味が出ているためか、こちらも甘めでマイルドな味わい。
ドロドロに煮込まれた豆カレーは微妙に豆のツブツブとした食感がねっとりと口の中に残って非常にクリーミー。スパイスの粒も入り、風味も豊かで食べやすい。
全体的にこのお店ののカレーは穏やかな甘口。シンプルランチの場合は辛さのレベルが選べるけど、バイキングのカレーの辛さは「普通(辛くない)」のが入っているのね。
続いてチキンティッカ。肉は胸肉を使用。見た目は赤くて辛そうだけど、実は辛くはない。食べるとほのかに炭火のような香ばしさがあり、穏やかにスパイスも効いて美味い。そう言えばタンドリーチキンは骨付きだけどチキンティッカは骨なしなのね。付け合せとなっている玉ねぎの絶妙な辛さもイイ。
パパドは豆の薄焼き煎餅でパリッとした歯ざわりと、やや強めの塩気でビールに合う系おつまみのよう。サラダの上にクラッシュしてトッピングする、もしくはパパドの上にサラダを乗せて食べても良かったかも。
サラダはキャベツがメインで水菜と人参が少々。それをオレンジ色のドレッシングで頂く。一見、サウザンアイランドのように見えるオレンジドレッシングは人参ベースなのか、あまり酸味は無く、意外とさっぱり仕立て。しかしこの謎ドレッシング、実はインド発祥ではなく日本のインドカレー屋が独自で考えたオリジナル商品が広まったらしい。へー。
熱々の焼き立てナンは、とにかくデカい。まさに超デカナン。おかわり自由となっているけど、かなり大きいので1枚で十分だった(おかわりは小さめとお願いすれば、対応してくれるみたい)
薄っすらとギーが塗られたナン。若干の塩気と甘みがあってプレーンで食べても美味い。食感はモチモチというよりかムッチリ。千切るのに力がいるので、やや硬めかな?
おかわりしたのはカレー3種とチキンティッカ、そしてパパド。
そして辛味を足すために卓上にあったチリパウダーをパッパしての味変。唐辛子の刺激的な辛さが加わるも、痺れた辛さの後にスッっと抜ける辛さの感じが無いんだよね。
ここで失敗したのは少量で味見もせずに野菜カレーと豆カレーにたっぷり加えてしまい、せっかくの野菜や豆の旨味と穏やかなスパイス感がチリパウダーの辛さで消されてしまったので、カレー本来の味を損なわないために、やはり大量に加えるのはオススメできないかも。
選べるソフトドリンクはラッシーを注文。無難に普通に濃厚なヨーグルト味で美味いな。
そういえばお店には頻繁にウーバー配達員さんが商品を取りに来ていたけど、シンプルランチはテイクアウトの場合700円なのね。チラ見したら結構な大きさの容器に入っていたな。それであの超デカナンが付いてくるのであれば安いかもね。