本日、我が社のOBと名乗る人から電話があり「昔、そこの設備点検業務を行っていたのだけど、今もその設備があるなら機器の型番を教えて欲しい」と連絡があった。
最初はなんのこっちゃ?と思ったが、どうやら過去の実績を証明する書類を作成するのに必要なのだとか。
ただその人が勤務していたのが今から40年以上も前。そもそも設備なんて残っていないし資料も無いのでと断ると、「とりあえず一度確認したい。改めて訪問する日を連絡する」と言われて電話を切られた。
そもそも資料も設備も無いのに何を確認するのか謎だが、来るってんならしゃーない。
そこで再雇用さんに「今から40年前に○○さんという人が我が社に勤務していたと連絡あったけど知ってます?」と聞くと、かなりの問題児だったらしく、若いうち(まだ20代)に早期退職していたと教えて貰った。
その話をたまたま聞いていた上司が「そいつ1年前にも連絡があって請負の仕事を引き受けたいと話に来た」とも言っていた。
要は営業の仕事を丸っと引き受けたいとの相談だったとのこと。
もちろん門前払いで追い返したが、ほとぼりが冷めたからと再び電話してきたのだろうと呆れていた。
しかしよく40年以上も前に早期退職した会社、しかも一度門前払いを食らっているのに連絡してくるよな~
おそらく「あんた誰?」と思われることを気にも留めないんだろうな。それよりも楽して仕事にありつきたい、いわば「他人のふんどしで相撲を取りたい」というバイタリティとメンタルの強さにちょっと感心しちゃったよ。